2022年11月12日土曜日

ボラメの研究

 


誰かさんが戻ってきたので今夜は久々に宇和島でお食事。


いつものお店のメニューみたら「ボラメの唐揚げ」があった。すぐに注文。

「ボラメってなに?」

実は私はかつて某大学女性教授のアシスタントとしてボラメの研究をしたことがある。

その女性教授は食文化の研究をされていた。南予の一部エリアでボラメの干物で出汁を取ってお雑煮を食べる習慣がある。ところがそのボラメの正体が分からない。そこで調査依頼が私に回ってきたというわけ。

「単に女性教授の依頼だから必死で働いただけでしょ」

相変わらずキツイことをおっしゃる。もちろん男性教授なら知らんふりする。


案外と知られていないが、ボラメはエソの子供。幼魚時期は網で取れるそうだ。

幼魚なので骨も柔らかく、干物はもちろん唐揚げでも美味しい。


「美味しい」とお食べになったが、今度、成魚を見せてやろう。キャンと言うこと間違いなし。





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