2013年6月26日水曜日

霧笛がオレを

今回、Salty Dogsに取付予定の国際VHF無線機には「霧笛モード」があります。自動的に霧笛(フォッグホーン)を鳴らしてくれます。

宇和海(豊後水道)、瀬戸内海付近はいまの時期、たいへん霧が多いのです。たった30フィート艇でコックピットから船首が見えない時があります。恐ろしいです。ハンディタイプのフォグホーンでは体力とエアの限界がすぐ来ます。これだったら大丈夫です。

周波数切替機能があります。面白がっていちばん低い周波数(200Hz)に設定してみました。超大型船みたいです。でも実際はいちばん高い周波数(400Hz)で使う予定です。相手に聴こえなくては意味がありません。高い周波数のほうが遠くまで聴こえるのは、NHKラジオ午後の高音おねえさんで証明済みです。それと霧笛周波数は船のサイズによって決まっているようです。小型船ほど高いのです。

各種モードが選択できます。

UNDERWAY(航行中) 120秒ごとに5秒鳴る。 
STOP(停止)120秒ごとに5秒2回、2秒おきに鳴る。 
SAIL(帆走)120秒ごとに5秒間1回、1秒間2回、2秒おきに鳴る。



 

動画はSAILモードです。こんなに難解だったのですね。知りませんでした。もっとも霧のなかで帆走はあまりないでしょう。風がないから霧が出ているのです。

この霧笛モード、ものすごい大音量です。事務所で最初に鳴らしたら、みんな飛び上がって驚いたのです。動画は最小ボリューム設定です。これだとずいぶん電力が必要かも、と心配したのですが、私の安定化電源では電流計はまったく動きません。安心して長時間使えます。(でも長時間、霧の中はいやですよね)


このままで拡声機能も使えます。残念なことに長音、短音が出せません。なんで?
といっても、後進のたびに短音3発なんてやらないので不要ですけど。



免許申請書類はもう通信局に届いたそうです。何箇所か記入漏れがありました。いちばん大事な船舶番号を書いてないそうです。いつも通りドジなワタクシなのです。








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2013年6月25日火曜日

海保で取調べを受けた時のこと

十数年、海保で取調べを受けたことがあります。

海難事故ではなくて、「電波法違反容疑」です。私は無線機屋ですが、同業者が意図的に業務妨害を企んで宇和島海上保安部に我が社に違反があると申告をしたのです。(もちろん海保以外にも通信局を始め、いろいろな公的機関に言い上げをしたのです)


この同業者による業務妨害事件は結構な大事件となって、「判例タイムズ」や「判例時報」に載っています。お暇な方は検索してみて下さい。

この時、相手は3名いました。最終的に3名とも窃盗犯で有罪となりました。それをもとに損害賠償請求をして私は大勝したのです。泥棒相手ですから勝ちは決まっています。問題はいくらふんだくるかです。もちろん先に差し押さえはやってます。殴り放題のサンドバッグ裁判です。我が社の弁護士センセは凄腕なのです。

この勝ちであのヨット、ジャヌー31feet Sunfastを買ったのでありますよ。



彼らが盗んだのは、「コピー用紙」です。我が社の顧客情報をコピー機を使って盗んだのです。社員のひとりに好条件を提示、スカウトして協力させたのです。

その頃は情報を盗むという容疑で捕まえることは困難だったのです。判例誌に載ったのはその点を裁判所がはっきり犯罪被害と認めてくれたせいです。はじめは地元署刑事さんが、「こうなりゃ、コピー用紙1枚でも犯罪だ」と言って頑張ってくれたのです。



盗んだ顧客情報から業務用簡易無線局を取り付けた水産加工業社をピックアップして、「船に陸上用無線機を取り付けている」、「海保の取締り情報を無線機を使って連絡している」と申告したのです。

申告があれば海保は私を取り調べなくてはいけません。それで私は海保に呼び出されたのです。

「陸上用の無線機を船で使ったらいかんだろうが。ここに設置場所として陸上の住所が記載してあるじゃないか」

録音機を置いて、海上保安官が我が社が作成した免許書類(盗まれた書類ということがすぐ分かりました)をもとに言います。それは基地用として使っている分です。移動用はちゃんと、「常置場所」と書いています。移動範囲は、「○○町及びその周辺」と書いてますがな。

彼らは完全に、「陸上移動局」とカン違いをして取り調べをしているのです。簡易無線局と陸上移動局は出力も免許書式も同じなのですが、無線局としてはまったくの別物なのです。「設置場所」と「常置場所」の区分も彼らには理解できていません。


これで私は無実を確信して、調書にサインもせず、「好きにして」と言って帰ったのです。取り締まり情報を顧客が通信していることなど私の知ったことではありません。

ましてや同業者が盗んだ書類をもとに取り調べをするとはなんということでしょう。その点を指摘すると、「端緒として使用することはかまわない」と言うのです。端緒という単語を私はこの時に覚えたのです。

さらに、「その書類は窃盗事件の証拠になるから私に返還して、申告者の氏名を公にしてくれ」と依頼しても拒否するのです。泥棒の味方をしやがったのです。


起訴してもらって裁判所でこの保安官どもに恥をかかせてやろうと真剣に思ったのです。弁護士センセも、「法廷でズタズタにしてやるぅ」と手ぐすね引いて待っていたのです。この弁護士センセ、本当に厳しい尋問者なのです。



残念なことに、送検されることもなく、かといってお詫びもなくこの件は終わったのであります。


私は海保の取引業者だったのです。大スキャンダルも準備して待っていたのですが、本当に残念です。






この空白に一部内容を書いていたのですが、まあ今回は堪忍してやることにします。





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申請完了

無線従事者免許がもう届きました。

早いです。試験が100点満点だっかたせいかな。(いまはとっても処理が早いのです。昔が異常でした)


さっそくに無線局の免許申請です。

申請は簡単です。無線機の中に申請書類が入っています。主要なところにはチェックが入っており、説明書も付いています。

住所・氏名。電話番号・メールアドレスを記入します。

無線機の製造番号と技適番号は無線機裏に書いてあります。

ヨットの検査証のコピーを入れます。呼出名称は船名になります。

25w出力ですので収入印紙は1万円分必要です。高いねえ。


さっそくに発送完了しました。普通はこの後、予備免許、検査があって合格すれば免許、運用となります。でも技適(技術基準適合証明)がある機種の場合は予備免許、検査が省略ですのですぐに免許が届くことになります。

この免許も最近は早いのです。取付工事を急がねばなりません。でも雨ばっかりだもんねえ。








2013年6月24日月曜日

確かに当たってます。

辛坊さんのヨットが何かにぶつかった時の動画がyoutubeにUPされています。

船尾5m高の位置に置いてたカメラのデータを持ち帰っていたのだそうです。さすがに冷静です。

右海面に当たった後、黒い影が見えるような気もします。





これは何が何でも不可抗力ですね。避けようがありません。この動画があって本当によかったです。なぜなら、海難事故を起こすと船長さんは恐ろしく厳しい取り調べを受けるのです。連日呼び出されて海上保安庁の取調室で調書作成です。(ここは録音をします。いまは録画もあるかもしれませんが、私の時はICレコーダーでした。私は海難事故ではなくて無実の濡れ衣でした。この件は面白いのでまた後ほど書きます)事故の場合、たいていはなんらかの過失が原因です。でも今回は過失とはいえないでしょう。


動画がなかったら不可抗力が証明できません。このヨットの場合の船長さんは辛坊さんです。小型船舶1級免許をお持ちのはずです。同乗者がある場合は、この人を危険なメに合わせたということで起訴されたうえに、海難審判を受けて免許取り消しになる場合もあります。船で事故を起こすと、一般の刑事事件と、海難審判と二重で責任を問われます。



これからは水面下にも気をつけねばなりませんね。ソナーでも準備するかなあ。





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2013年6月23日日曜日

晴れの予報だったのに

珍しく天気予報が外れて雨です。そんなわけで山に行くことができません。



もし晴れていたとしても今日は無理でした。ひどい二日酔いで午後1時まで寝込んだのです。そんなに酔っ払ったのは、最初に呑み始めたお店のママさんと、別のお店に呑みに出掛けてしまったのです。

「たまにはお客さんになって呑みにいかなきゃ」という理由ですが、2店間で業務提携しているような気もしています。こうしてケツの毛も頭の毛も抜かれているのです。

小降りになったのでスピーカーとソーラーパネルの配線を片づけようとヨットに行きました。

でもこの写真を撮った頃からまた雨です。


いまやSalty Dogsは全天候仕様です。雨でも苦にならずに出航できます。


湾奥と湾を出たところにマークをしてGPSオートパイロットのテスト航海です。昨日はマーク間が近過ぎました。

湾内は少し風があります。オートモードにして走ると船首があらぬ方角に向かいます。

我慢してそのままにしていると、ちゃんと目的地に着きます。風で流される分を勝手に補正してくれるのですが、たいへん違和感があります。

もっと風がある日にセーリングをすると、どんな方向に船首が向くのか楽しみです。




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2013年6月22日土曜日

GPS連動オートパイロット

朝は小雨ですが、気温24度で過ごしやすいのです。今日はヨットの配線に最適です。工具箱を持ってお出かけしてきました。

仮配線で、Garmin Oregon450を専用USBケーブルを使ってオートパイロットST2000に接続してみました。

ちゃんと動きます。配線は簡単なものです。ST2000の5番と6番の配線にNMEAのデータ配線を接続して、電源を取ってやるだけです。(5番がマイナス、6番がプラスです)電源は1番と2番です。

HONDEXで買ったNMAE配線が長すぎたので、本配線はこれをカットして使いました。8芯もあったので、4芯を使って船尾にあるST2000のソケットからキャビンまで船底を通して配線しました。これが狭いので苦労するのです。汗をかきました。





三瓶湾にヨットを出して試運転です。

ちゃんとwaypointに向かって方向転換してくれます。急旋回をしますので、スピードを出しているときは危険です。あまりの急旋回で、行きすぎてアラームが鳴り響きます。複数のポイントを順番にトレースする機能はありません。リモコンボタンを1回押すと次を目指します。

私のリモコンにはTRACKモードが動画にあるように選択可能ですが、ST2000のみで操作の場合は、オートモードの後で+10度-10度の同時押しのようです。


湾内をぐるぐる回ります。3回ごとにワンと言ったのです。


あまりwaypointの間隔が近いと、うまく動作しないようです。遠くの目的地を決めてクルージングする時にいいかもしれません。


Garmin Oregon450はSystem→InterfaceでNMEAモードが選択できます。

専用USB配線は当社で並行輸入することにしました。(現在、国内ではどこも販売していないようです)もちろんOregon450日本国内チャート付きも販売します。商売熱心なのです。(こうしないと経費処理できないもんね)

USBパワー/データケーブル
Garmin Oregon450



あまりに船内配線に苦戦したので、今日予定していたソーラーパネルの配線は後日に持ち越すことにしました。5W出力程度ならコントローラー不要ですが、大きくなると過充電対策をしなくてはいけません。


無線機、外部スピーカー、アンテナ同軸配線など、やたら仕事はあります。これらは開局後になりますね。


HONDEXのNMEA出力をICOM製無線機に接続してみました。GPSデータの読込み可能でした。ということは、ST2000には言語が訛っていて理解されないということです。ケーブルが無駄にならなくてよかったです。


でも明日は久々の晴れなので、犬たちを連れて山に行かねばなりません。忙しいのです。ふう・・・







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2013年6月21日金曜日

太平洋横断失敗

辛坊さんの太平洋横断は失敗に終わったようですね。せっかく毎朝の楽しみにしていたのにもう終了です。残念です。


あまり新しいとはいえない艇でしたので、このところの時化でダメージがあったのでしょうか。時化てガンガン叩かれても、「船体のメンテがしっかりしているから大丈夫」みたいな発言がありましたが、できるだけショックのないように走るのは必要ですよね。耐久テストやってるわけではありません。


ライフラフトに乗り移っているそうですので早く救助されるといいですね。ライフラフトにはEPIRBと呼ばれる位置信号発信器が付いています。すでに飛行艇には発見されているようです。

国際VHF無線機が届きました。案外と大きいです。パネル埋め込みはきついかもしれません。

この無線機、GPS装置と接続することにより、位置データを自動的に送ってくれます。

右上の赤いボタン(カバーを上げて5秒以上長押し)を押すと、GPS位置データを送るのです。遭難信号(CH70)が出ますので間違えても船が沈みそうな時以外は押してはいけません。

辛坊さんも押したかもしれませんが、VHF電波は見通し距離程度しか届きませんので、今回のような沖ではやはり衛星通信しかありません。

この無線機、スピーカーに接続すると拡声機にもなります。ヨットレース時に権利主張を大声でできます。でもそのためには他の挺と同じレベルで走る必要があります。無理です。

霧笛を鳴らすことだってできます。これをやってみようと思って外部スピーカーを手配しました。そんなわけで裏側は配線だらけです。



Garmin製Oregon450も届きました。タッチパネル式の最新型です。日本国内チャートも入っています。(私が入れた)専用USBケーブルで無線機に接続してみました。

少しだけコツが必要ですが、うまくGPSデータを無線機に送ることができました。コツというのは、このUSBケーブルったら電源供給が必要なのです。悩みましたぜ。


明日は、このOregon450をヨットに持ち込んで、オートパイロットに接続してみます。今夜はテストコースのルート作成です。




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