雨が続いてヒマなので亀温泉にでもいくべ、とお出かけした。
なにせ時間はあるので、新しい道路を走ってみた。長いトンネルと抜けると伊方原発上に出た。事故時の脱出用なのかなあ。
そういえば当直担当者なのに抜け出して呑みに行った男らしい社員がいたけど、きっとこの道を使ったんだろうなあ。
前回来た時はまさに「全電源喪失時」だった。「10秒ほどの間、全電源喪失したがすぐに復旧した」と四国電力は発表したが、冷却水温度が結構上がったというレポートもあった。10秒で変化があるもんだろうか。
今日は大丈夫だろうなあと急いで通り過ぎた。
若い頃はここが職場だった。ほぼ毎日ここに通った。海水淡水化装置の海水取入口でよく魚が獲れた。それを工作室の片隅で皆で焼いて食っていた。さすがに呑まなかったがのんびりした時代だった。
電力のエンジニアを私の乗用車に乗せて夜間に帰っていたときVベルトが切れた。あきらめてタクシーを呼ぼうとしたら、「大丈夫だ帰れる」とひとりが水温計見ながらエンジン回転数を指示して、ブレーキはサイドブレーキだけにしろ、などとアドバイスしてくれて無事に八幡浜まで着いたことがある。
ブレーキランプはヘッドライトと同じくらいに電力を消費することを教わった。あのときエンジニアは凄いなと思ったものだった。
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