手コキ年、最初の日にやることは、長年連れ添ってきたミロク・トラップ銃の譲渡作業。所持銃を減らす。
少なくとも10万発は撃ったはずだが、未だ機関部はしっかりしていて、故障ゼロの優秀銃だ。
数十年前に、競技射撃をやろうとした時、最初に購入した。その後、ベレッタDT10が登場したのですぐに買い替えた。これが大外れで同射(上下一度に発射する)はするは、撃ち終わったらレバーにも触らないのに機関部が開放したりと散々だった。
しかたなくまたこのミロクに戻ったが、撃ってみるとその感覚は「普通乗用車と軽トラック」ほども差があった。やはりDT10は名銃だった。かといって買い換える予算もないので、銃床内部に水銀を内蔵した金属製ショックアブソーバーを埋め込んだり、銃口先端にガス抜き穴を開けるなど必死で改造した。幸いミロク社は高知県にあるので助かった。
この銃でトラップ競技ではAクラスを確保したし、国体にも参加することができたので手放すのは寂しい。
しかし、装弾管理や購入手続きがややこしくて、このままではいつかミスをしそうだし、順番に持ち物を処分していかないと、なにかの時に子どもたちに迷惑をかけてしまう。
まだエアライフルと30カービンがあるので狩猟はできる。装弾管理はカービン銃だけでいいので、これからは楽になるだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿