わが社製品はすべてMicrchip社のソフトMPLABを使ってPICにプログラムを書き込んで動作させている。
このソフトが超難解で、日本語が皆無で使い方がやたら難しい。時々動かなくなる。先日も小一時間悩んだが今回は二日間もかかってしまった。ロングレンジ罠用発信機を組み立てることができない。
周辺にこのソフトを理解している人がゼロなのですべて自己解決するしかない。
実は隣町の大工場で基板組立を依頼しているのは、大工場なのでソフトの相談もできるだろうと安易に考えてのこと。ところが実態はPICをハンダ付けするのは得意でも、PICの何たるかを知っている方はいなかった。ましてソフト相談など無理。バックアップがないという状況が辛い。頼るひとがいない。幸いメンタルは強固なのであれこれやってみる。
今回はPICに正常書込みはできるのに動作しない。PCを変えてみたりプログラムを入れ替えたり、最後にはソフトの再インストールまでやったが動作しない。
基板6枚を試したがどうにも動作しない。基板にはシリアルナンバーを打っている。連番になっている。まさかなあ、と全然違ったシリアルナンバー基板を使ったら問題なく動作した。
なんのことはない、工場が1ロット分の基板製造を失敗していたのだ。
まあおかげでこのソフトのことはよく知ることができた。何でも前向きに考えないとね。
0 件のコメント:
コメントを投稿