2012年3月14日水曜日

やっと解禁、「穴を掘らないくくり罠」新型

やっと特許事務所から販売許可が出ました。

実用新案や特許を出願する製品は、広く世に知られていては出願する意味がないのだそうです。言われてみればその通りです。

類似発明がないか調べて、書類を作成して(この書類が書式があってややこしい)、図面を書いて(我が社製品はCADの製作図面があるので、この点は簡単)やっと完了でした。

いちばん大変なのは、弁理士さんにこの製品の使い方を知ってもらうことでした。

当たり前です。弁理士さんは、イノシシ捕獲になんの興味もないわけですから、まずイノシシをなぜ獲る必要があるのか説明が必要です。

いい勉強をしました。愛媛県でいちばん若い弁理士さんに依頼をしたのです。いい仕事をしていただきました。(菅直人に頼まなくてよかった)


同じような経験があります。

事件を弁護士さんに依頼をした時です。

私はたいへんな被害を被っているので損害賠償を請求したいのですが、弁護士さんはなんにも知りません。まず私の仕事内容をお話しして、なぜ被害にあったのかを知ってもらう必要があります。相手側に不法行為があったことの立証も必要です。

「みんなに分かるように順を追って、論理的に説明をして下さい。箇条書きで順に書くのがいいかもしれませんね。これはゲームですから勝つためには戦略が必要ですよ」

我が社担当の弁護士さんから言われたことは身にしみています。

「最終的な判断は裁判官がします。私と同じく、あなたの被害について、なんの知識も持ちあわせていません。この裁判官を説得するのが裁判なのですよ」

「文章は主語・述語を明確に書いて下さい。日時・時刻は正確に!」

日本語では主語・述語をあいまいに書くのがいいと言われます。この指導のおかげでずいぶん文章が下手くそになりました。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

誰が抜けたのか、どうやって抜けたのが書いてありません。でも名文です。

「私が3月14日に乗ったJR下り便で、午後3時20分に新潟県境の上越線、清水トンネルを抜けたら一面が5cmの降雪で、まるで北欧の雪国みたいであった」

と書いたのでは文学作品になりません。




特許にしろ裁判にしろ、相手側にしっかり分かるように説明できたら勝ちです。幸いなことに裁判でも勝ちましたし、今回の実用新案も取得できました。


世の中のことすべてがそうかもしれません。知ってほしいことを相手に伝えることはたいそう困難なことです。



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2012年3月13日火曜日

充電運行



Sキャプテンのボートがバッテリーあがりでエンジン始動ができないそうです。

こんな時、狭いマリーナは便利です。隣の私のボートのバッテリーからケーブルを繋いで始動です。でも私のボートもあまり充電はできていないようです。ここんとこ雨が続きましたもんねえ。

2艇で充電走行です。動画はSキャプテンの「秋津島」です。元海上保安庁の取締艇です。ボディーカラーとデザインは米国コーストガードスタイルです。30ノットオーバーです。

私は沖で流して、先日買ったルアー一式で釣りです。

魚探で魚を見つけて、その上からルアーを放り込むのですが、全然釣れません。
ルアーで魚が釣れるなんて、ウソなんじゃないかなあ。こんなものに食いつくバカな魚はいないと思うのです。やっぱりサバの切り身を餌にしてホゴ釣りが似あってます。ヨット時代にはいつも焼いて食ってしまって釣りになりませんでした。

よく考えると、魚探に映っているのはロープの切れ端かもしれませんし、海草かもしれません。

こんなことを考えると、30分もしたら嫌になって、ルアーを引っ張ってトローリングに変更です。

のんびりと大島沖まで行ったのです。かなり沖なのにいきなり魚探画面が真っ赤になりました。水深3m付近に巨大な獲物がいるようです。

すぐに暗岩だと分かりました。目視でもボート下に岩が見えます。

そういえばヨットの時代、この暗岩に乗り上げたことがありました。思い出しました。悲しいオンザロックの記憶です。大潮の時、キールがこの岩に当たって、デッキを転げ回りました。

ボートは30cmくらいしか沈んでいませんので乗り上げの心配はありませんが、やはり不気味です。早々に逃げ帰りました。やっぱり釣りには向いていないようです。




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2012年3月12日月曜日

組み立て式箱罠完成

組み立て式のイノシシ用小型箱檻が完成です。最初に下部を置いて、前後左右をセットすれば箱罠の完成です。

工場で仮組みに要する時間は5分間でした。きちんとボルト・ナットを締込む時間を入れても15分もあれば現場でひとりで組み立てできそうです。





この状態で出荷予定です。下部と前後の面をボルトで仮止めして出荷します。

現場では前後を垂直に立ててボルトを締めていただくと固定できます。この3枚の面が今回のセットの中でいちばん重くて約10Kgです。これでしたら女性でも現場で組み立てできます。




左右と上の面をボルト・ナットで固定したら完成です。



下は完成写真です。ここまでの経過時間が5分です。(仮止めですけど)

総重量約30Kgですから、このままでひとりで移動も可能です。仕掛けワイヤー、組み立て用ボルトナットすべて込みで出荷します。





イノシシの習性で大きな檻より小さな檻のほうがよく入るようです。私の経験でも思ったより大きいイノシシが入ります。

有害獣駆除の決定打と思っています。


自治体、猟友会単位での大量契約にも対応可能です。溶接・製造に関するISO規格にも準拠しています。製造は地元大手メーカーの下請として実績ある工場です。(世間にはイモ溶接した劣悪な狩猟製品が蔓延しています。お気をつけ下さい)





今週末からネットショップで販売開始です。
もう少し待って下さい。





穴を掘らないくくり罠




我が社の「穴を掘らないくくり罠」の動作動画です。


上記製品と同じく今週末発売予定です。一部の方から、「あんな商品では獲物の足を引くだけで上部をくくることなどでできない」と中傷がありました。これまで特許事務所の指示で情報公開ができませんでしたが、少しずつ解禁です。今週末には「実用新案」が有効になります。

これがその答えです。











地元愛媛県では、年間150頭程度イノシシを捕獲するくくり罠狩猟チームにご採用いただきました。(本罠製造は、このチームに監修を受けています)

北海道ではエゾシカ対策用にご採用をいただきました。







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2012年3月11日日曜日

有終の美

お散歩隊の今季出猟は本日で終了です。

最後の日にいい型のイノシシが獲れました。日頃の行いがいいせいでしょうか。50Kgを超すサイズです。

撃ったのはTさんです。

Tさんちのラガー犬、ソラ君がシダの周りで吠え止めました。イノシシが潜むシダの前で吠えて周囲をグルグル回ります。Tさんが現場に駆けつけて一発です。

ソラ君は1歳のオス犬です。いい仕事をするようになりました。この猟芸なら怪我もしませんし、とうちゃんに撃たせてくれます。


このイノシシが寝ていた山の麓には未亡人がひとりでお住まいです。我々が山に入る準備をしていると、イノシシとシカの被害がひどいのでなんとか撃ってくれとおっしゃってました。昨年ご主人を亡くされてひとり住まいですが、イノシシもシカも女性ひとりと分かると馬鹿にしてやりたい放題だそうです。網で囲っているのですが、畑は荒らされて足跡だらけです。

「うまく獲ったら一杯のませるからね、コーヒーだけど」

とやさしくおっしゃるのです。



独身のサトちゃん選手が、

「獲れたよぉ」

と報告に行ったのですがお留守でした。これを契機に親しくなろうという作戦です。

そういえば午後はシバ刈に行くとおっしゃってました。シバを刈に行くのはおじいさんのお仕事のはずですが、未亡人なので、なんでもしなくてはいけないのですね。川にお洗濯に行くと似合う未亡人なのであります。

これで長かった今猟期も無事終了です。

怪我も事故もなく終えることができました。ホッと一息です。



猟期終盤は、我が家の2頭を一度に放すとあまりに遠くまで走るので1頭は私がリードを引いて山に入る状況でした。こうすると獲物を発見しても追うのは1頭ですから早めの回収ができます。

MOMOちゃんのリードを引いて山に入るのはなんとか可能ですが、体重24kgもあるQちゃんを引いていてMOMOちゃんが獲物を追いだそうものなら、Qちゃんの馬鹿力たるや恐ろしいものがあって、引き倒されます。かといってトラックに置いておくと吠えっぱなしです。人家が近いと迷惑をかけてしまいます。

1頭引きがうまくできることが来期の課題です。Tさんは必ず1頭引きなのです。「一銃一狗」は猟師の基本かもしれません。









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2012年3月10日土曜日

楽しい穴掘り

S選手とふたりで出猟です。

土曜日なのでサトちゃん選手もTさんも忙しいのです。

現場に着いて、S選手自慢のライフル銃を準備です。でもなぜか弾倉(マガジン)が取り付けできません。なんでやねん。パーツが間違ってるんでないの?

悩んでもしかたらありません。自慢の5連発ですが、薬室に1発ずつ込めて撃つことにしました。火縄銃レベルです。それでもなんとか獲物を撃ちたいというので、T選手を待ちにつかせて、私が犬を入れます。

「火縄に火を付けてくださぁーい。犬をいれまぁす」

もう連絡のアナウンスもヤケクソです。それでもQちゃん、なんとか獲物を追い出します。残念、S選手が待ってる場所から100mほど先に追い出してしまいます。

昼飯を食って、中央に渓流が流れている渓谷を攻めます。S選手と私が交代で犬を入れます。

もうひとりが川を渡って逃げる場所で待つのです。

私が勢子の番です。Qちゃんが100mも上で移動しません。獲物がいるのかも、と思って急斜面を登っていったら、穴掘りの真っ最中です。タヌキでも逃げ込んだのか、必死で掘っています。

「こらぁ!」と叱りつけて、付近の石で穴を塞ぎます。その時は穴掘りを止めますが、しばらくするとまた戻ってきます。しっかりと叱りつける必要があります。


やっと獲物を追い出しました。うまく川まで追い落としましたが、S選手が待っている場所からは離れていました。残念。

渓流を越して対岸を追います。残念、逃げられました。

ここまではよかったのですが、私のところに戻るのが大変でした。先日来の雨で渓流は増水しています。Qちゃんは強引に流れに飛び込んで犬かきで戻ってきました。泳ぎが得意なのです。

でもMOMOちゃんは流れに飛び込む勇気がでません。対岸で困っているだけです。獲物を追いかけている時は渡ったくせに。

とうとう1Kmも下流の橋まで私が下って、お迎えに行ったのです。MOMOちゃん、スイミングスクールに行かせないといけません。



渋滞

今日の午後3時から我が町と宇和島間の高速道路が開通です。帰路は高速道路で帰るぞぉ、と意気込んでいたのですが、宇和島まで来たら大渋滞です。



無料なので皆さんお試し走行においでになるのでしょうか。

高速道路とはいえ、一車線で追い越しもできませんし、速度規制は50Km(今日の場合)です。

もの珍しさが終われば落ち着きます。計算では現在約1時間かかっている猟場まで40分で行けます。

うまくすれば30分でいけます。(どうするの?)

今猟期は明日が最終日です。でも明日も混むんでしょうねえ。




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2012年3月9日金曜日

また切ってしまった。

また指を切りました。ガーバーナイフです。

確か先月も同じようなことがあったぞ、と逆上ってみるとやはり2月1日にこのナイフで手を切っていました。

ルアーに釣り糸を取り付けて切ろうとしたら指も切ったのです。なんというドジでしょう。

ガーバーナイフは私に恨みでもあるのでしょうか。「ガバガバかもしれない」と発言したことはありますが、それはたぶんナイフのことではないはずです。

関節の真上を切りました。痛くもなんともありませんが、指を曲げると傷口が開くので伸ばしておかなければなりません。右手でなくてよかったです。右手人差し指でしたらテッポの引き金が落とせません。


S選手は明日、土曜日も日曜日もシカ狩りに行こうと張り切っています。ライフル銃が許可になったのです。5連発で撃ちまくると言ってます。ということは、私が勢子係りでしょうか。怖ぁ。私、自分がライフル銃を猟場に持ち込むのは怖くありませんが、他のメンバーが持ち込むのは怖いです。飛距離、貫通力が散弾銃とケタ違いなのです。私は自分勝手なのです。

でも、まあS選手でしたら銃に慣れていますので安心です。

射撃教習が必要なのは発射することに慣れるということです。競技射撃をやらないハンターは、それこそ年間に1発や2発しか撃ちません。銃を発射することは案外とメンタル的にハイになります。パニックとまではいきませんが、慣れない人は”あがっている”状態です。そうなると冷静さがなくなって危険です。

今猟期もあと数日です。最終の土・日です。最後まで安全でいきたいものです。



来週からはお仕事が忙しくなりそうです。

実用新案申請中の「穴を掘らないくくり罠」がやっと発売解禁になりそうです。
北海道ではエゾシカの被害対策用にお使いいただくことも確定しました。ありがたいことです。

某鉄工所で製作中の、「折りたたみ式イノシシ用箱檻」も出来上がります。

今回は狩猟用具ばっかりですが、オリジナル製品は大切です。でもカタログ、取扱説明書、ネット説明制作など準備が必要なのです。








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2012年3月8日木曜日

太陽嵐

午後から私の部屋のPCがネット接続できなくなりました。無線LANが繋がりません。

雨のせいかなあ、部屋のカーテン閉めてるせいかなあ、などと悩みましたが、すぐにあきらめて外出しました。

夕方のニュースで太陽嵐のことを知りました。この影響?


繋がらなかったのは午後3時過ぎです。いま午後7時ですが問題なく繋がります。なんだったんでしょうね。


外出して宇和島の釣具屋に行ったのです。

どうしても潜行板で使う釣り針が見つかりません。近所のお店では売っていないので(私が買い占めたので)、宇和島の某店までお出かけです。昔からここには在庫があります。

大きなお店です。釣りが趣味の地元銀行支店長だった同級生がここの社長の友人です。珍しく社長が店頭にいます。

「いま大物はルアーで釣る時代ですよ」

潜行板など古いのだそうです。

「じゃあ一式揃えることにしますかねえ」

釣られてしまいました。船用のルアー竿ってのがあるのです。竿を買ったらリールも必要です。恥ずかしながら私は1個のリールも持っていません。

これでいいかと思ったら、リールには糸を巻く必要があるのだそうです。付いているものと思っていました。この釣り糸、100mで2,000円もします。150mも巻けるのです。そんな深い場所、宇和海にはありませんから。(例外・佐田岬沖。ここは深いのです。でもあんな危険な場所、行きません)

やっとこれでいいと思ったら、ルアーを揃える必要があります。1個、1,000円くらいですが、何個も必要だそうです。ハマチ用、タイ用、その他なんでも・・・こうなると魚を買ったほうが安いです。おねいちゃん用はありませんでした。

これでお勘定と思ったら、ルアーと道糸の間に別のラインが必要だそうです。ハリスと言うそうです。きっと「張り倒す」の略語です。より戻しなども付けます。もし相手が釣具屋さんだったら、よりは戻さないほうが人生幸せです。小物も高いのです。

いやあ、びっくりです。思わぬ出費でした。銀行員がお友達になるはずです。


今後、大物が釣れたら、すくい上げる網が必要です。もっと大物が釣れたら電気ショックで気絶させる設備まで付けなければなりません。沖から持ち帰るまでにサメに食べられないようにクレーンもいります。(老人と海か・・・)


こうなると、呑み屋で少しくらいぼったくられるのはかわいいものです。大物釣りに行く気力が完全に萎えてしまいました。



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