風と暇があったのでSalty Dogsを沖に出して初セーリングです。もちろんシングルハンド(ひとり乗り)です。
回航中にもセールは上げたのですが、先を急ぐのでエンジンは止めなかったのです。
ヨットの心配より、自分の腕が心配です。動かし方を覚えているものでしょうか。
風に立ててメインセールを上げます。まっすぐ風の方向に向けていないとうまくメインセールは上がりません。オートパイロットではやはり無理です。ティラーを片手で持って力まかせにメインハリヤードを引いて強引に上げることができました。Salty Dogsにはバットカーシステムが付いています。フルバテンがレイジージャックラインに引っかからねば簡単にUPできるのです。(ちなみに下ろす時は1秒です。フフフ・・・)
快調に走ります。いい調子です。三瓶湾内は風向が変わったり、いきなりブローが吹いたりでセーリングの練習にはいいエリアです。総重量が4トンもあるとは思えない機敏さです。
このヨット、ずいぶんセールの位置が高いのでヒールが大きいのではないかと思っていましたが、腰が強くて安心できます。昔、乗っていたピオン(岡崎造船製)を思いだしました。オートパイロットを駆使すればシングルハンドでも問題なく思う方向に走れます。
湾の沖からヨットが入ってきました。みるみる近づきます。隣町のNさんです。レース仕様の小型ヨットです。
沖に出る私の後ろを並走していただきます。
テストセーリングにはいいことです。相対的にどうしたら速く走ることができるかチェックできます。
でも久しぶりのセーリングで、相手はNさんです。ヨット競技の国体出場常連さんです。
オオカミに追いかけられているウサギさんみたいなものです。(そんな可愛いものではなくて、やっぱり犬なんでしょうね)
三瓶湾出口附近はいまの時期、強烈なブローが吹きます。山並みの低い部分に風が集中するのです。
腰の強さを生かしてなんとか追い越されずに湾を出ました。フルセールの小型レース艇は激しくヒールしています。
湾を出てしまうと風は一定の強さになります。このままオートパイロットを270度に設定したら別府直行です。到着は8時間後ですけど・・・
面白くないので2艇ともUターンです。マリーナに帰港です。
シングルハンドで動かせることは分かりました。メインセールを丁寧にたたみ込みます。次に上げるのはレース時でしょうね。
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