麦の収穫時期です。そのお隣では田植えが終わりました。
例年、すごいと思うのは、これらの耕地整理された田んぼの高機能性です。
麦の収穫時には麦の粒の水分量が25~30%以下になっている必要があるそうです。その乾燥を、満々と水を蓄えた田植え後のお隣でやるのですからたいしたものなのです。
もうすぐ麦の収穫です。それが終わるとここにも水が張られて稲が植えられます。
「麦秋」は初夏の季語です。秋なのに初夏なのです。意外性のある絶好の季語なのでたくさんの俳句に使われています。
愛媛県はやたら俳句が盛んなエリアなので、これくらいは知っていないとバカにあいます。(馬鹿にされることをこう言います)
以下は愚作です。
「麦の秋 靴を買いきて 夏を待つ」
二重季語(季重ね)の失敗作です。夏を待つのも初夏ですもんねえ。
「麦の秋 新しい靴 ねえさんと」
ねえさんは季語ではありませんが、こうなるとねえさんにも靴を買わねばなりません。やはり失敗作です。
「麦秋や 靴を買いきて セーリング」
とやると大失敗作です。ヨットがらみは夏の季語なのです。
これを季違い(キチガイ)というのですから、厳しい世界ですなあ。
でもヨット業界の人はセーリングが夏というのは違和感がありますよね。だって風がないんだもん。
「麦秋に 冷えたビールと むぎ焼酎」
やっぱ川柳がよろしいどすなあ。
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