午前9時に家を出て裏山に行きます。県道から林道に入ったところに2頭の犬がいました。
首輪を付けています。明らかに猟犬です。でもマーカーなしです。
よく見ると、これは紀州犬です。筋骨隆々、鍛えた体型です。しかもよく訓練されています。ほれぼれするほどの名犬です。
残念なことに我が家の犬たちとは相性が悪いようです。荷台にいる2頭と派手に喧嘩をしています。
とりあえずトラックを急発進して犬たちを引き離します。
でもって、町内で紀州犬を飼っている猟仲間に電話をします。
「犬、放れてない?」
「それが昨日、孫が犬小屋を開けてねえ」
やっぱりでした。無事に回収です。いつも行く散歩コースだったようです。よかった、よかった。
犬は同じように見えますが、同じ犬種でも猟犬はひと目で分かります。筋肉がまるで違うのはもちろんですが、立ち居振る舞いが自信満々です。
闘って無敗の自信です。負けたら、それ以後は存在できないわけですから危うい無敗神話です。その意味では我が家のQちゃん、MOMOちゃんも無敗です。
ペットとして飼われている犬がなにかのはずみでノーリードで山にやってきたらそれは悲惨です。偉そうに吠えることだけ知っていますが、闘ったことがありません。タヌキはもちろんですが、ネコにすら相手にしてもらえません。餌を摂る手段もなく、シッポを巻いて泣きしみたれるだけです。(これは、泣いて、しみったれるという当地方の方言です)
山に行くのはいいのですが、いつかは負ける日がやってきます。無理はしたくない今日このごろなのです。
その後、我が家の犬たちをこの山で放したのですが、昨夜ひと晩、2頭の紀州犬が走り回った山に獲物がいるはずもありません。トラックの前をゆっくり流しただけのお散歩でした。これが安全でいいのです。
夕方はまたまた鍛冶屋さんになってバネの研究です。
日暮れ時は、バネをバーナーで炙ると熱変化が目視できるので作業が楽なのです。いろいろな形状を試しています。
強い味方も登場です。ご近所のオジサンは元大手船具屋さんの管理職です。ワイヤー加工などはお手のものです。もちろん機械部品にも強いのです。昔はオジサンと私で地元、伊方原発の補修部品の大半を供給していたものです。ふたりで、あーでもない、こーでもないと試行錯誤しています。
ちょっとしたことですが、画期的な事象も発見しました。やってみないと分からなかったことです。週明けには弁理士センセと相談です。写真、動画もあるのですが公開できないのはそのためです。
お疲れさんのクリックよろしく →
0 件のコメント:
コメントを投稿