母が住んでた家と我が家の間のベランダ屋根にヘビが来ている。透明の波板なのでよく見える。山で蛇に遭遇してもまったく無視するのに、家に来たら吠えるのは自警団を意識しているようだ。
準備しているヘビ用殺ジェットを準備して噴霧できる位置に移動する。10秒くらいだがうまく噴霧できた。
しばらくすると殺ジェットが効いたのか地面に落ちてきた。エアコン室外機の後ろに隠れたが上からさらに噴霧。
15分もするとダメージを受けたのかヨロヨロと出てきた。イノシシ・シカ撲殺用の木刀を取り出して処分した。
我が白敷家には鬼北町在住の頃の言い伝えがあって、近くの川の淵(蛇潜淵という)に住む大蛇が毎日、我が家の味噌を舐めに来ていた。そのお礼に我が家に金品をお返ししてくれてお金持ちだった。
ケチな婆さんがいて、大蛇に味噌を食われるのが嫌で味噌壺に研ぎ澄ました鎌を仕込んで大蛇を殺してしまった。
それが原因で我が白敷家は貧乏になった、というのが我が家に引き継がれる物語なのだ。
「これでもっと貧乏になるなあ」と我が家のバアさんは言う。
しかたないよなあ。
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