こうしてみるとやはりデカイです。漁船みたいです。
池川さん(池川ヨット工房)によると、水の抵抗は空気の800倍だそうです。
このサイズのプロペラのセーリング時の抵抗は、コンパネ数枚を風に立てて走っていることになるのだそうです。
確かにこのでかいプロペラの面積を800倍するとたいへんです。セーリング性能はあきらめることになります。ま、レースで優勝を狙うわけでもありません。(せめて勝ちたや、くじら丸)
さっそく試運転です。マリーナバースから出て、アイドリングで回しながらGPSをセットです。速度を見るのです。
測位を開始したらいきなり4ノット表示です。??アイドリングで1.000回転なのですが。
サイズが大きいのでアイドリング回転でもやはり4ノット出ています。
回転を上げていきます。ぐっと船尾が沈みます。2.000回転で6ノットオーバーです。
いいぞ、いいぞ。
最高速度を試してみましょう。
スロットルをいっぱいにあげます。あれれ?
2.600回転で黒煙が出てそれ以上回りません。あれまあ、やっぱりオーバーサイズでした。
ヤンマー2GMは3.400回転くらいまで回るはずです。これまでのペラでもそうでした。
実用最高速度(黒煙が出ない位置)は、2.500回転で7ノットオーバーです。
巡航は2.000回転で6ノットオーバーです。これならエンジン音がものすごく小さいのです。我が艇はクルージング時の巡航速度を6ノットに想定していますので、ちょうどいいかもしれません。
ハルスピード(理論値)もそんなものです。小型ヨットで6ノット巡航を維持できるのはたいしたものなのです。
3枚ペラは明らかに振動も少なく、機走で走るには快適です。しばらくはこれで乗ってみることにします。
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1 件のコメント:
因島のトラです。以前友人のヤマハのスカンピ30フィートに乗っていましたが、3枚ペラは、シーアンカーを降ろしているようでした。
セーリングの時は、ニュートラルにしてください。
多少は抵抗が少なくなったような…。
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