2016年9月21日水曜日

ナイフ

軽四トラックが車検なので荷台の荷物整理をしていたら、ずっと捜していたウェンガーナイフがでてきた。よかった。

スイスアーミーナイフと呼ばれる多機能ナイフだ。これをいつもハンターベストのポケットに入れて山を歩く。


狩猟時は基本的に銃とこのナイフだけを持ち歩く。

大型のイノシシを撃ったときでもこのナイフだけで血抜きをする。大きなナイフ(鉈)を刀みたいに腰に差してはる猟師さんも多い。でも私はこれだけ。




いまや世界的に高名な多松氏のザ・タマツナイフも持たせていただいているが、私はトラックのダッシュボードに入れている。

お散歩隊、サトちゃん選手はザ・タマツナイフを、シースでベルトに固定して常時持ち歩いている。

私もそうしたいのだが、多松氏のナイフは切れ過ぎて、転んだ時にシースごと貫いて自傷するのではないかとバカな恐れをいだいている。だって巨大イノシシのごっつい皮膚も刃先置くだけで、すっと切り裂くんだもん。


多松氏のナイフもあまり大きくない。血抜きに刃渡りは必要ない。倒れた獲物の心臓上の動脈を切ればいいのだ。



このことを教えていただいたのはプロの動物解体屋さんだった。大型の牛などの血抜きでもペティーナイフみたいな使い古して、砥ぎちびた小さなナイフで行うそうだ。



長くトラック荷台の犬小屋下にあったウェンガーナイフの内部にはアリが巣を作っていた。写真のようにすべて広げて、熱湯に浸けて掃除をした。





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