2016年11月3日木曜日

疲れた初猟日

文化の日だというのに、野蛮な狩猟に行くことにした。

久しぶりなので忘れ物をしないように、早起きをしてじっくりと準備をした。GPSの充電具合も確かめたし、念のためにハンディ無線機も2台積み込んだ。

現場に着いて、さあ山に入る準備をしようと思ったら、普段の靴のまま来ていたことに気が付いた。

ありゃあ。もう遅い。


山に入るときはモンベルのトレッキングシューズ使用をもう十数年続けている。しかも特定の型式しか足に合わない。もう三回も買い替えた。捻挫体質なので足首をしっかりとワイヤーで固定するものでないと歩けない。



しかたがないのでTさんにお願いをして、今日は林道を歩かせてもらった。その林道でもこの靴で歩くのはきつい。






momoちゃんも心配して遠くまでは行かなかった。この動画を撮るころまでは。


ところがこのすぐ後、派手に獲物を追い回して向かい側斜面の一箇所で吠え続けた。

大型イノシシを吠え止めているのなら早く行かないと怪我をしてしまう。この靴で急斜面を登った。灌木があるので、これを掴んで懸垂するみたいに50mも登ったら、タヌキの穴に向かって吠えていた。なんてこったい。


次のラウンドも林道を行った。林道終点で一気にダッシュすると100mほど先でシカの悲鳴が聞こえた。momoちゃんが噛み止めたようだ。

必死で現場に行くと小型のメスシカをmomoちゃんが咬んでいる。小型だが成獣のシカをよく咬んだものだ。momoちゃんが離れたすきに撃とうと銃を構えたが立ち上がらない。なぜだ?

よく見るとくくり罠にかかったシカだった。

あわててmomoちゃんを回収した。シカに怪我はさせたが致命傷ではない。登録票(名札)を捜したが見当たらない。よくまあ、こんな山奥に仕掛けたものだ。

「李下に冠・・・」   momoちゃんを引いてその林道を下った。


それにしても適正な靴は必要だ。今日は普段の倍以上も疲れた。






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