2017年10月15日日曜日

大嘔吐

朝、猛烈な吐き気で目が醒めた。

嫌な予感。数年前、同じような吐き気で、吐いたらぜんぶ血だった。3度吐いたら出血多量で失神して救急車で運ばれて内視鏡手術をした。

今朝は夜中に飲んだミルクが出た。よかった。胃液も吐いてもうヘロヘロ。白いものや黄色いものの出る場所が違う。


今日は鬼北射撃場で大会だった。すっかり行く気で準備していたのになあ。昼過ぎまで休んでいたが、少し気分がよくなったのでその間に考えついた新型ワナとセット装置を組み立ててみようと思う。

某県の友人から、私のお隣町の猟名人が販売しているくくり罠を入手してくれと依頼をされている。私のワナも使ってくれているが、ぜひそれが欲しいという。名人は講演などもするのでその話しが伝わったのだろう。

隣町の友人に入手を依頼した。1週間ほどかかるそうだ。

このワナは「押しバネ式」だ。パイプ内に押しバネを入れ込んで、トリガー解除で上に押し上げる。確かに有効な方式だが、このバネをセットするにはたいへんな力技が必要だ。そんなわけで我が社は扱わない。「女性でもセット可能」が我が社のモットーなのだ。


吐いたので気力なく、ヘナヘナの気分でこの「押しバネ式くくりワナ」のことを考えていた。そんな病人でもセットできるかもしれない方式を考えついたのだ。

昼飯も食わずにホームセンターに行って必要部品を買った。塩ビパイプ程度。


組立ててセットしてみた。朝、盛大に吐いて、朝飯、昼飯抜きでヘロヘロの私でもセットできた。1m以上もある強力な押しバネを30cmのパイプに簡単にセットすることが可能だった。片手で室内でやれる。

左側パイプ内に1m以上のバネが圧縮して押し込まれている。

案外とスタイリッシュに仕上がった。名人がどんなワナを販売しているか知らないが、我が社が作るとこんなものになる。

バネをセットする装置はまた後日紹介する。






エージングテスト中のワナ用発信機は順調に鳴り続けている。





2 件のコメント:

因島のトラ さんのコメント...

このタイプのワナは穴を掘って、埋めるのが大変です。捕獲率は良いのですが、場所を選びます。

畑や耕作放棄地に掛ける時は石が無いので良いのですが、山に掛けるのは無理な場合が殆んどです。

鉄のパイプの先の尖ったものを、ハンマーで撃ちこんで、パイプを抜き、バネの部分を埋め、丸板の部分の穴を掘るわけですが、何処でも仕掛けられるとは限りません。複数のワナを持っている人には、場所によって有効です。動作が軽いと掛からないので、L金具を養生用の紙テープで巻いて動作の重さを調整します。紙テープ2回巻きぐらいが良いのですが、雨が降って濡れると動作の重さがかわります。自作される方が多いので、あまり量は出ないのではと危惧します。

M.Shirashiki さんのコメント...

トラ様のおっしゃる通りです。

そんな理由で我が社もこのタイプには手を出してきませんでした。叔父貴がこのバネを苦労してパイプに入れてるので、「ウィンチ使えば簡単じゃない」ということで、バネセット装置を作ってみました。

案外と好評です。

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