2017年10月1日日曜日

派生技術

スマシシ」みたいなシステムものを作ると、いろいろな分野で派生技術が蓄積される。たとえば、金魚や犬の餌やり装置などができている。

今日は、バッテリーの過放電防止装置が完成した。




回路サイズに合うケースが届いたのでやっと組みあがった。


バッテーは過放電を繰り返すと、アッという間に壊れる。

スマシシみたいな装置はバッテリーの限界まで使うのでつい過放電になる。

これを2,3回やるともうバッテリーは壊れてしまう。身を持って体験した。我が社には壊れたバッテリーが何個も転がっている。


過放電しない対策が必須だ。でもできるだけ長く装置は稼働させたい。

10Vまで電圧低下があれば自動停止する装置を作った。

電圧計測の結果、10Vからは一気に落ちて、そのままにしておくと負荷がある限り数Vまで下がってしまう。そうなるとまともな充電器はバッテリーとして認識すらしてくれない。


この装置でバッテリーは保護される。10V以下になると自動停止してくれる。スマシシの標準部品とするかオプション扱いにするか・・・案外と世の中にない製品なので単体での発売も面白いかもしれない。


たとえばヨットなどに装備すると、電源の切り忘れ対策ができる。ソーラーパネルと併用したらもう安心!




*と何日か前にこの投稿を書いて今日、自動UPとなったのだが、さっそく今夕、我が家でこの装置の必要性が認識される事態が起きた。

長女が旅行に行くので車を庭に置いていた。じゃまになるので私が移動したが、なんらかの原因でバッテリーが上がってしまったのだ。なんで??キーレス装置でロックしないと完全に電源が切れないとか・・・知るか、そんなこと。

もちろん我が家には充電器もモバイルバッテリーも予備バッテリーもたくさんあるのですぐに復旧できた。でもこれが我が家以外だったら面倒なことになる。まず長女の車に取り付けよう。

それにしてもアイドリングストップ機能がある車で、こうしたバッテリー保護装置がない車ってあり?






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