オートパイロットもセットしたままだし、キャビンの差し板も外してあるし、キーだって付けたままだから、もやいを外して出ればいいだけです。
湾を出るためには90度変針が必要です。最近はこれも自動でやるようになってしまいました。手抜きです。
帆走時のTACKモードを使います。1発で100度、舵を切ってくれます。
湾を出たら今日はやたらガスっています。視界が悪いのです。
とりあえず風上に向かいました。帰りが楽だからです。
戸島方面から風が吹いています。そちらに向かいます。
昨日からこの付近、やたらとトビウオが飛んでいます。ということは、大きな魚が追い掛けているわけです。潜行板と、ヒコーキと呼ばれる海面を飛びはねる仕掛けを引っ張って操業開始です。
ヒコーキと潜水艇で攻めるのです。
釣れないまま、戸島に着いてしまいました。すぐ沖の岩場ではたくさんの磯釣師たちが頑張っています。昨日のオンザロックに懲りて水深に注意します。この位置で水深70mもあります。釣り師たちは分かっているのでしょうか。
磯釣師はストイックな連中が多いのです、直前をヒコーキを引いて走るヨットを見て怒ったことでしょうね。以前は下流にアンカリングしてホゴ釣りをしたものでした。大量の撒き餌をするのでホゴが大きく育っているのです。
そのまま前進して日振島まで来てしまいました。
島をアンカー代わりにして養殖イカダを固定しています。ここでマグロを養殖しているそうです。このイカダを回り込むと沖ノ島です。着岸予定だったのですが、パワーボートが先行していました。あきらめて帰港することにしました。
またなにも見えない方向に向かって走ります。自動モードだと眠くなって困ります。かといってワッチをしっかりしていないと漁船にぶつかります。彼らも眠くなっているはずです。我が艇よりはるかに高度な自動操縦システムが組み込んであります。
ぼーっとして走っていたらバチが当たりました。ガン!と音がして船体にショックを感じました。マフラーから黒煙です。あれまあ、ゴミをペラにからませたようです。
何度かギアをバックに入れてペラを逆転させます。多少は取れたようですが、未だ振動があります。速度も10%ほど落ちました。
潜って取ればいいのでしょうが、走らないわけではないので、しばらく様子をみることにします。
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