宇和島のヨットおっちゃんのブログ見てたら、先日の雨でビルジが溜まっていたそうです。私も心配になって床板を開けてみました。
やっぱり溜まっています。でも少量です。ビルジポンプを回せば10秒で排出できる量です。
でもバース内ではビルジポンプを使うことができません。以前に燃料漏れをやらかして以来、ビルジポンプを回すたびに、油膜が船の回りにできてしまうのです。
こうなったら沖に行って排出してやろうと不埒な考えで沖出しをしたのです。
沖に出ると例によってマグロ狙いのトローリングです。相変わらず釣れませんが、魚探を見ながら群れを探します。「やっぱり次の設備投資はソナーか・・」なんて大間のマグロ漁師さんみたいなことを思ったりします。
そんなことをしているとビルジのことはすっかり忘れていました。でもこれが幸いしたのです。
コーストガードです。海保です。豪腕サメジマ課長配下のものどもが乗り組んでいます。スマホのカメラなので遠くに見えますが、実際はすぐそばです。彼らはこんな時、絶対に双眼鏡で船名だの、ライフジャケットを付けているかなどを確認しています。
もし油膜でも附近にあったりしたらもうたいへんです。この役所、油の流出にはもの凄く厳しいのです。ビルジポンプを回していたら、今ごろは逮捕されて、今日の晩酌は抜きだったかもしれません。
いやあ、時には物忘れもいいことがあります。これに凝りて、ビルジはペーパータオルにでも吸わせて処理することにします。そのさいに洗剤でビルジ溜まりを徹底的に洗えば油膜は出なくなる・・・かな?
本日のコースは、三瓶を出て、三双碆までの往復でした。
このところすべてGPS連動のオートパイロットで走っています。(ちょっと宣伝)
湾の出口にWay pointを設定して湾を出て行きます。
そこですでに設定済みの三双碆Way pointを選択するだけです。帰路はその逆です。マリーナ沖Way pointを選べば自動で帰港してくれます。そのままバースに入ろうとすると、ブザーが鳴って、「 off course」と教えてくれます。芸が細かいのです。
「もちろん、オフコース!分かっているわい!」
と言うのですが、「もちろん」は、「of course」だそうですから、やっぱり道を踏み外しているのは私のようです。
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