あれだの、
これだの、
評判がいいが、手作業で組み上げるのでハンダ付けに苦戦している。
やたら失敗する。原因はブリッジと呼ばれる、隣の接点とハンダがショートする場合が多い。
写真ではPIC本体は大きく見えるが、実物は小さすぎてピンなど見えない。
失敗した回路の山になる。
それでもメゲているわけにはいかない。安定した製造方法を作り上げて、マニュアル化して社員さんに製造を依頼する。
普通はこんなに失敗したら、設計が間違っているんじゃないかとか迷いがでる。でも我が社は迷わない。少しだけ手のうちを見せると、東京工業大学大学院卒という超優秀な若手エンジニアが我社に協力いただいている。設計・試作品があるのだから迷うわけがない。私が自信満々なのはこんな理由がある。
だから、作り方をマニュアル化さえすれば、若い方なら簡単にハンダ作業をして組み上げていただく。若いことは素晴らしい。
やっとのことで間違いなく組み上げる手法が確立できた。8ピンしかないのに入力信号が3箇所、出力信号が3箇所、電源入出力が6箇所などという無茶な仕様なのだ。
ユニバーサル基板を使って、遠く離れた位置で配線する鬼手を思いついたら失敗しなくなったぞ。

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