これまで数十年間一度たりとも実を付けたことがない。
最近、野菜つくりに凝っているバアさんは「野菜が日陰になるから切れ」と言う。
残念なことにこの木は井戸ポンプ用配電盤の支えに使っているので切ることができない。そう言ったらバアさんは枝だけでも切ると言って小型ノコを取り出した。
いざ切ろうとしたら、1房だけ実が付いていることが判明した。この大きな木にたったこれだけだ。
これは量子力学でいうところの「この世のモノは見るまで存在しない」ということではあるまいか。
本当はなかったのだけど、見てしまったので実になったのかもしれない。
今夜は久しぶりに呑みに行くことになった。
本屋ねえちゃんから「自粛開けたのでメシ行きましょう」とLINEがあった。色気抜きなので薔薇の花束は不要だ。
スネをかじられてもいいように、振り込まれた私の分の10万円を下ろしてきた。
1 件のコメント:
呼ばれてませんよー!
飲み過ぎて来て下さい♪笑
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