注文いただいたロングレンジワナ用発信機のレピーターを早朝から組み立てた。
この製品組み立てが我が社の最難関。なにせあり得ない動作をする。同一チャンネルで受信して、送信する。レピーター(中継機)は一般的に受信したチャンネル以外で送信を行う。
でもこうすると受信機を2台持つことが必要になる。もしくは2チャンネル切り替える。
特許申請も考えたが、猟犬用GPS装置、ドッグナビでも同じことをしているのでやめた。ドッグナビの中継機能はインターバルでやっている。我が社のは違う動作だが、そこは企業秘密。1個の発信機が動作するとレピート(中継)をスタートする。
この装置、あれこれ考えてやっと完成した。でも高いのであまり売れない。たまに売れると作り方を忘れている。メモを書いているが、つまらないことで時間を食われる。今回は12Vを5Vに落とす回路で2時間もかかった。昼飯も食べずに頑張って、午後4時にやっと完成した。
終わって原価計算をしたら、利益などほぼ出なくて、なんでこんな価格設定にしたんだろうと思った。よく考えたら、子機をたくさん買ってもらうための低価格設定だった。でもちょっと安すぎるなあ・・・
これを山頂に置くと半径30Kmが受信範囲となる。子機が売れるかもしれないのでしばらくはこの価格でいくか・・・
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