我が家の鈴ちゃんは真正屋久島犬だ。屋久島出身の某氏が鈴鹿まで持ち帰られた。それを私がいただいた。鈴鹿まで行ったので「鈴ちゃん」なのだ。
現在、島では屋久島犬が島外に出るのを厳しく禁止しているそうだから貴重な犬種になる。狭い屋久島で近親交配を繰り返した結果、個体の体格が小型化してしまった。鈴ちゃんも14Kgほどしかない。
鈴ちゃんの姉犬ナナちゃんは2歳上で、お散歩隊サトちゃん選手が飼っていた。独身のサトちゃん選手はとても可愛がって、それこそ一緒のお布団で寝るほどだった。
そのナナちゃんがイノシシにやられて死亡した。
屋久島犬の仔犬が欲しいというサトちゃん選手の希望で、四国で唯一残ったメス犬鈴ちゃんの発情を待った。これが実に分からない。これまで数年飼っているが明白な発情を見たことがない。
僅かな出血があった。よく観察すると自分で血を舐めている。これでは分からない。
出血後、10日過ぎあたりが交配日らしい。
この犬種が優秀なのは、現在屋久島にイノシシがいないことで証明できる。屋久島犬たちが絶滅させてしまったのだ。
お散歩隊Tさんちにオス屋久島犬レオ君がいる。同じ時期に鈴鹿から来た。血統が近いので交配は考えていなかったが、このさい他の選択肢はない。
我が家にレオ君を連れてきたが、鈴ちゃんの抵抗が激しくて交配にいたらない。
逆だそうだ。メス犬をオス犬のところに連れていくべきらしい。明日はそれをやってみよう。
ホント、犬の交配は難しい。人間だったら簡単なのにね。
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