「亥の子」ってなんやねん?
とおっしゃる方は関東地方の方かもしれません。
写真のような石の回りにロープを付けて、子どもたちが集団で庭に打ち付けて回るのです。
みんなで唄います。亥の子唄です。数え唄です。地方によっていろんな歌詞がありますが、
二でニッコリ笑ろうて
三で酒を造って
の部分だけはすべて共通です。そろそろ笑って酒(ドブロク)作らなあきませんなあ。
基本的には、この家にシアワセが来るようにという内容です。(我が家は現在、私ひとりで住んでいてやたらシアワセですけど)
すると亭主は嬉しくなってご祝儀をはずむというわけです。地区の全戸をこうして回りますから、集まる金額はすごいことになって、子ども達は大金持ちになります。
次の土・日曜日は、そのお金がゲーム機やら、美味しいお菓子やら、子ども達の好きなものに変わって、日本のGNP増大に貢献するというわけです。
大人、ことに老人のお金が子ども達に渡ることはいいことで、お年玉にしてもクリスマスプレゼントにしても(この場合もキャッシュがいちばんいい)喜ばしい日本の風習であると思います。
預貯金をしよう、なんて子どもはあまりいないと思います。子ども達は欲しいものだらけです。確実に消費してくれます。景気浮揚には消費がいちばんなのです。
こんなことを酒を呑みながら言ってると、「おばさんだって消費するわよん。おじさん、年金入ったんでしょう。お小遣いちょうだぁい」と言われてしまいました。その年金持って飲みにきてるんだがね。
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