2012年5月25日金曜日

小型船舶安全機構のいいがかり

今日は私のボートの定期検査でした。


ところが私も月にいちどの病院での定期検査です。そんなわけでマリーナに代行を依頼しました。


病院が終わったので夕方マリーナに行ってみました。
(幸いツツガムシ病ではないことが判明しました)



「どうでした?」

と訊くと、一点問題があったそうです。


ライフジャケットのファスナーが固着したものが2個あって、不良品とみなされたそうです。新しいものを購入しないと検査合格にならないそうです。(購入した領収書をFAXすれば合格)


やっぱり私が検査に立ち会わないで正解です。こんな馬鹿げたことを目の前で言われたら、ナイフでファスナーを引き裂いて、ロープで腰にくくりつける仕様にその場で変更したことでしょう。こんなものファスナーが動かなかったら頭からかぶればいい話です。ファスナーが固定していいくらいです。


ライフジャケットのファスナーはプラスチック製です。錆びるわけはないので、固着していればオイルスプレーまたはお湯で洗うなどすれば復旧するはずです。

ライフジャケットは先日、子供たちのために買った最新型があるのですが、これはカウントされません。桜マークがないからです。もしあったにしても使い勝手もデザインも悪いので買うわけないのです。どこの誰が写真のようなダサいものを身につけるでしょうか。


それをどうしても新しいものを買わそうとするのは、桜マークの認定品を売っている天下り団体の売上に協力するためにほかなりません。こうしてヤツらは共同戦線を張るのです。国土交通省天下り一族の陰謀です。

TVでオカンが生活保護受けてることを責められている芸人がいましたが、こんなんかわいいもんです。ファスナーが動かないといって市民に無理やり自分たちの団体の製品を買わせる連中のほうがはるかに悪質です。誰も使わない写真のようなライフジャケットが世の中のボート・ヨットの中にはぎっしりと詰まっているのです。これホント!

使えるシロモノではないので誰も日常使いません。仕舞い込みます。だから肝心の事故の時には取り出せません。海上安全の邪魔をしているのが桜マーク製品なのです。自分たちのマークの製品が動作不良なのですから、その場でファスナーにスプレーして動くようにしたらいいのです。



なぜこんなきついことを書くかといえば、私も同じような立場で無線機の検査をするからです。

業務用無線機基地局は5年ごとに船の定期検査のように、車の車検のように検査を受ける必要があります。

私は、「登録検査事業者」として無線機の検査を代行しています。船の定期検査にかかるくらいの費用をいただいています。

で、私が無線局の検査に行ってどうするかといえば、もし周波数が指定よりずれていれば修正します。送信パワーが不足していれば調整できる限りアップします。(経年変化でたいていダウンしています)

書類不足があれば補います。つまり合格するために努力をするのです。だって大金をいただいています。適正な電波を出していただくことに努力をするのが検査業者の務めです。
「周波数が合ってないから不合格です。新しい無線機を購入すれば合格です」
ということは簡単です。でも我々の業界でそんなことを言った例は知りません。

車の車検だって同じです。整備業者は車検が通るように努力します。どこの車検業者がファスナーが動かないので不合格と言うのでしょう。


国土交通省配下・小型船舶の木っ端小役人風情はエラソーにファスナーが動かないから不合格と言いやがるのです。クズです。何様のつもりでしょうか。おまいらの製品なんだから、スプレー持って出直せと言いたいのです。

小型船舶に乗る人々が安全であることが彼らの使命のはずです。でもヤツらは自分たちの「機構」が安全であることを願っているにすぎません。一番下っ端がこれですから大臣が不信任されるのは当然です。クズ役所は上から下まで腐ってます。





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