携帯電話ショップを運営している時からこのことは気がついていました。ネットショップ運営に業務のメインが変わっても同じです。春から夏に変わる今の時期は私の出番が多くなります。
「ぼくは小学生です。お小遣いをためてIC208を買いました。付属のアンテナはラジオ用です。無線機用を送って下さい」
とメールが入りました。
調べると、送ったアンテナの型式はちゃんとした無線機用VHF/UHF対応のモービルアンテナです。その旨を返信すると、
「こちらのページを見ろ!カーラジオ用じゃないか。これが証拠だ。馬鹿野郎、バカにしてるのか!」
と猛烈な罵声が聞こえてきそうな悪口メールです。どうも小学生ではないようです。記録を見るとPaypalで決済いただいてます。立派な成人です。
「注文したのはお父さんで貯めたお金はお父さんにあげました」 だそうです。
でもレベルは”しょうがくせい”です。
nagoya-nl-770s-dual-band-vhf-uhf-mobile-car-radio-antenna
radioをラジオと訳すのはしかたがありません。でもねえ・・・・
自動翻訳のページを見ていらっしゃいます。そのことを指摘すると、
最後は、「母です。ご迷惑をおかけしました」と返信がありました。どうなってるの?
ヤフオクで900円のコネクターを落札した人が、
「質問欄でキャンセル処理を依頼しているのだから発送不要です」
と言ってきました。たしかに土曜日の深夜に質問欄に記載があるようです。でもそんな対応はできません。そのままだったら落札手数料が発生するのです。
「落札者都合で削除します。その場合は自動的に悪い評価が付きます」
と連絡をしたら、「ご自由にどうぞ」とメールがきました。削除しようとしたらIDを抹消なさっています。たかが900円のために面倒なことをなさるものです。
「半年前に無線機を買ったけど、時々電源が切れる」
というお電話です。修理をするためには無線機を送ってもらうしかありません。
そう言うと、「修理の間、代替の無線機を送れ」とおっしゃいます。
そんなことはできません。「じゃあ返品するから金返せ」とのことです。どうやらこれが本音です。
故障原因が不明です。第一、故障しているかどうかさえ分かりません。断固拒否すると、今度はメーカーに直接お電話をなさったようです。今日一日中です。ご苦労さまです。メーカー担当者は私みたいにハードなことを言いません。やさしくお相手してくれます。(結果は同じことなんですが)
でもあまり続けると業務妨害ですよ。
今日一日だけでこんな調子です。「クレーム処理日誌」でも書こうかな。
こんなクレーマーが多くなったのは一部の量販店に原因があると思うのです。
量販店はクレーム対応の基本を、「客の言うとおりにする」としているところが多いように思います。
明らかに客の側に問題があっても、新品交換だの返品に応じます。これは、「費用対効果」を計算してのことです。貴重な社員の時間をクレーム処理のために使うより、さっさと片付けたほうが安く上がるのです。
でも調子にのってやり過ぎると、今度はさっさと業務妨害で警察に通報されます。虎視眈々と証拠を収集しています。うまく警察が動いてくれたら経費はゼロです。クレーマーの皆さま、相手は、「費用対効果」のオニです。怖いですよぉ。
ご苦労さん、と思う方クリックよろしく →
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