朝は大雨でしたが、午後はずっと曇りです。
久々にMOMOちゃん、Qちゃんを引き連れて林道をお散歩です。いつも行くお地蔵様の林道が通れるようになったのです。
このコースは一ヶ月ぶりですので獲物がいるはずです。銃も準備します。
犬たちは交代で走ります。うれしそうです。MOMOちゃんの後はQちゃんです。林道を下っていたら、スルスルと山に入って行きました。こんな時は獲物がいます。でも今日はすぐに吠えません。さかんに周囲を捜し回っています。Qちゃんの動きに合わせて林道を下ります。
いきなり荷台のMOMOちゃんが吠え始めます。この付近のようです。MOMOちゃんも放します。MOMOちゃん、匂いを取って一直線に尾根に向かいます。Qちゃんと合流したようです。すぐに2頭が吠え始めました。
一箇所で吠えては移動を繰り返します。どうやらイノシシです。尾根に沿って徐々に下がってきます。
尾根の先端は林道が回り込んでいます。トラックで先行します。
ここは急な崖になって、シダがびっしり生えています。このシダが揺れています。何者かが崖を下っているのです。犬ではありません。もう少しで林道です。銃は荷台の箱の中です。揺れるシダの下にトラックを止めて大声を出しました。動きが止まります。かといって上にも移動しません。隠れたつもりです。
犬たちはすぐそこです。銃を取り出して装填します。2頭がやってきました。私の声を聞いて道路側からやってきたのです。シダを指さして、「あそこだ」と教えるのですが、理解してくれません。獲物が下ろうとした獣道にも行くのですが、まだ来ていないのですから匂いはありません。しかもシダは深いのです。
やっとMOMOちゃんが横から獲物のいる付近に向かいました。シダが動き始めます。上に逃げています。動きで気がついたのか、Qちゃんも崖をよじ登ります。
獲物が崖の上に登りついた時、一瞬見えました。小型イノシシです。銃を構えて発砲しました。でも撃つ瞬間に外れを自覚しています。一瞬しか見えないのです。銃を構えてトリガーを落とすときにはイノシシは視界から消えていたのです。分かっていてもトリガーを引く指は止まらないのです。たぶん50cmほど上を撃ったようです。ヘボです。
こんな時、クレー射撃でスキート競技をやるべきだったと思うのです。この競技はランダムなタイムでクレーが放出されてから銃を構えて撃つのです。瞬時の対応に慣れますので実猟向きです。私がやっているのはトラップ競技です。これは銃を構えてから自分の声でクレーを放出するのです。今日のような状況でしたらスキート選手なら撃てたかもしれません。
銃声に驚いたイノシシは逃げまくりです。1時間後、犬たちは暑さでヘロヘロになって戻ってきました。いい運動になりました。
獲物が見えてよかったね、と思う方クリックよろしく →
0 件のコメント:
コメントを投稿