なお以下は、写真によるシカの解体レポートである。閲覧は自己責任でお願いしたい。
解体は後ろ脚を上にフォークリフトで吊って行う。
この方法がもっとも簡単で衛生的と我々は思っている。
今回は内臓を出す前に皮を剥ぐことにした。先に薄皮一枚切る作業をする。
内臓を出さずに切り分けることは他のナイフなら困難な作業だが、今回のタマツナイフは軽く触れるだけで皮一枚が切れた。驚きだ。
両腿と腹部胸部をY字に切って左右に皮を剥ぐ。
サトちゃん選手は左利きなので、私とふたりで左右に分かれて作業をする。
右手に持っているのもタマツナイフだ。我々は贅沢な猟隊なのだ。ふたりとも、あまりの切れ味に内臓を出してしまうのではないかと心配をしたが、毛の上からナイフを押し当てるだけで、皮一枚を簡単に切ることができた。作業が楽だ。
グロな写真だが頭部を切断している。上部が被弾箇所。
いつもなら力まかせでナタなど使うが、今日はぐるりと全周を切って、軟骨に少し力を入れただけで落とことができた。
作業者は私だが、いつもは手を焼く作業もナイフが切れるとこんなに簡単なものかと驚いた。
内臓を出すためには骨盤の切り分けも必要だ。
肛門を取り囲む骨盤は堅いが、うまく刃先を入れると左右に開くことができる。
タマツナイフは切れるし、刃先の強度があるので簡単にこの作業ができた。
これで肛門周辺を切り離して、衛生的に内臓を取り出すことが可能となる。
胸骨の取り外しも簡単に行うことができた。
左右肋骨は首の下の胸骨で繋がっている。
これを切り分けないと内臓を出すことができない。
いつもはナタで叩き切るが今日は簡単に切ることができた。ナイフに強度があるので、力を入れて切り下げることが可能だ。
こうなると4本の脚は不要だ。
関節部分から切り取る。
背ロースを切り分ける。
恐ろしいほどの切れ味はまったく落ちることがない。刃先を肋骨に当てて、それに沿わせながらロースを切り取る。指の延長みたいに無理なく切ることができた。
ここはタタキにすると美味い。
続いて四肢の切断。
切れ味が変わらないので簡単に切り分けることができた。
肋骨をこのナイフ1本で外して本日の解体は終了した。
今回の解体作業はこのナイフ1本だけで行った。経過時間約40分。撮影をしなかったら30分を切っただろう。
まったくストレスなく、これまではナタなど持ち出して力まかせに行っていた作業が、なんの力を入れることもなく行えたことにお散歩隊一同は驚嘆したのであった。
恐るべし、ザ・タマツナイフ!
3 件のコメント:
凄い切れ味で、欲しくなりましたが、お高いのでしょうね。
検索してみましたが見つからないのでよく見ると「タツマナイフ」で検索していました。
軟骨までスイスイ切れて行く凄いナイフです!今までナタで叩き割っていたのが、サクサクと刃先が入り込んで行きましたね。
さすが!ザ、タマツナイフ!
さすが!ザ、タマツナイフ!
さすが!ザ、タマツナイフ!
これくらい書いたらお散歩隊仕様が我が家にも
届くかもしれませんね!
(笑)
トラ様。
多松ナイフと表記したほうがいいかもしれませんね。もっとも今や国際的ブランドなので、
tamatsu-knife とすべきかもしれません。
M様
多松さんを、お散歩隊打ち上げに招待しましょう。
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