2020年8月24日月曜日

蛇のヘビーなお話し

母の住んでいた家 でバアさんが「ギャー!」と悲鳴を上げた。


ネズミが大暴れをするので粘着型のネズミ捕りを仕掛けていたら、これにかかったネズミを蛇が食べようとして蛇も獲れているそうだ。先日から蛇が雨樋の中にいることは知っていたが、まさか室内にまで入るとは。


私は蛇がとんでもなく苦手なのだ。バアさんはネズミが苦手だが蛇は怖くない。今回のギャーは対ネズミ。元教員なので学校で蛇が出たら呼ばれていた。シッポを掴んで頭上でぐるぐる回しながら校庭を横切って校外に放り投げていた。よくやるよ。


結局、ムカデなどを瞬間冷却するスプレーで蛇を動けなくして、ダンボール箱に入れて焼却炉で焼いた。ヤバかったなあ。処理はバアさん。



我が家には蛇にまつわる言い伝えがある。

ずっと昔、白敷家は裕福だったそうだ。


家のすぐ下を流れる川に深みがあって、通称「じゃぜんぶち」と呼んでいた。蛇潜淵なんだろうな。

ここに大蛇が住んでいて夜な夜な味噌を舐めに来た。その見返りに幸運を呼んでいてくれた。ところがケチな婆さんが味噌樽に鎌を仕込んでいたら、これを呑み込んで蛇は死んでしまった。


それ以後、白敷家は没落して、だからいま貧乏なんだよ・・・と祖母から幼い頃、聞かされて育った。


その話しを半世紀ぶりに思い出して、蛇を殺してしまったので没落・貧乏になるんだろうなあ・・・と思っていたら持続化給付金200万円がもう振り込みされていたので、日本政府は蛇より強いと思った。次は利子補給を受ける。西予市に蛇より強いところをみせてもらおう!50万円。

















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