2016年6月5日日曜日

鯛ラバ釣り

早朝、地元ローカルTV局の釣り番組で、松山沖鯛ラバ釣りをやっていた。爆釣していた。


曇っているが降っていない。久しぶりに釣りに行くことにした。連休以来だから、約一ヶ月ぶりだ。

エンジンは一発で始動した。ヨットはいいねえ。一ヶ月放っておいても文句は言わないし、エサも食わない。ウンチもしない。


もちろん地元釣具屋さんで鯛ラバを仕入れて沖をめざした。ミーハーなのだ。





三瓶湾入り口附近に小さな瀬がある。最浅部で19m。附近の水深は50m程度なので、高さ30mの岩山が屹立しているようなものだ。

瀬は、せいぜい相撲の土俵程度の広さしかない。山立てとGPS併用でやっとたどり着く。


他の船が釣っていたらもうあきらめるほかないが、幸い今日は誰も来ていなかった。


瀬の上にヨットを置いて鯛ラバをゆっくりと巻き上げる。今日は風が弱いが、ヨットは微風でも流される。0.6~1ノット程度で風に対して90度の角度で走る。何度も、瀬の上を通過してまたエンジンで戻ることを繰り返した。


鯛ラバはゆっくりとリールを巻くのがいいみたいだ。重さを感じてもあわさずに巻き続けるそうだ。

重くなった。教わったとおりに巻き続ける。竿が大きく曲がった。「やったぞ」強引にリールを巻く。最初は巻けたが、強い引きでリールが逆転しはじめた。ドラッグを締めて巻く。短い竿なので一瞬、竿と糸が一直線になった。その時に切れてしまった。残念。



大きな竿に持ち替えて同じポイントに再度アタック。今度はいきなり竿を引ったくるアタリがあった。慎重に巻く。



さっきよりはずいぶんと軽い。鯛とばかり思い込んで、塩焼きのことなど考えながら巻き上げた。

残念、エソだった。

高級かまぼこの材料だそうだが、私はかまぼこ屋さんではない。写真では小さく見えるが、全長40cmオーバーの立派なものだ。かまぼこ数本作れるかも。



丁重に海におかえりいただいた。本当は、このエソ、顔がヘビそっくりなので恐ろしいのだ。



正午過ぎ、潮がとまったので帰港。久しぶりにヨットに乗った。







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