2011年12月2日金曜日

修理完了


曲がった銃身の修理が完了です。完璧です。ボロボロだった外観もきれいに再塗装をしていただきました。

ここ何年間か掃除をしたこともなかった銃身内部も磨き上げられています。まったくの新品状態です。固定できなかった(ブラブラしていた)中間照星もちゃんとセンターで固定されています。この状態でも問題なく獲物に当てていたのは、いちばん射撃量の多い上下2連銃のベンドに合わせていたせいです。私のウリカはほぼ棒状に調整されています。狙う必要はありません。獲物を見て、銃身をそちらに向けたら体の一部として照準が定まるのです。

ブルース・リーが、「月を指さすのに指先は見ない」と言ったそうです。これは名言です。銃も同じです。慣れ親しんだ銃では照星だの照門なんて気にしません。


こんなに見事に再生したのに、西さんは、「完璧に修理ができなかったと」とおっしゃいます。ガスポート付近から曲っていたので、この部分にまだ歪みが残っているのだそうです。

自動銃の銃身中心下部には小さな穴が開いています。発射した銃弾の高圧ガスがこの穴を通って機関部に届きます。そのパワーで次弾を装填するのです。自動銃がトリガーを引くだけで次々と発射可能なのはこうした巧妙な仕組みです。

毛利隊長とふたりで眺め回すのですが、我々ふたりではどこに歪みがあるのか、どうにも分かりません。

「それより、お前さんはライフルで外したそうだから、次はこの銃身で6粒弾を使おうと思ってるんじゃないだろうな」と隊長さんはおっしゃいます。

すみません。半分くらいは思ってました。バレています。6粒弾はBUCK SHOTと呼ばれています。鹿弾と訳す場合もあるくらいです。バックスキンのバックもBUCKです。裏側という意味ではないのです。鹿専用弾なので使いたい気持ちは満々なのです・・・・



隊長は6粒弾が大嫌いです。危険だからです。集団猟では絶対に使ってはいけません。おっしゃる通りにして、明日からはまたスラッグ弾で頑張ってみます。・・・でも明日は雨です。九州・天草までお出かけしてきます。ヤボ用です。




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