このマリーナのクレーンは動作中、音楽が鳴ります。進水式です。
簡単なチェックをしてエンジン始動です。サトちゃん選手とふたりで試運転をやりました。
試運転と言っても、お散歩隊のふたりが乗るのです。当然に銃を携行します。マリーナの社員さん、ヤバい連中がやってきやがったと驚いています。
エンジンは快調です。6千回転ほど回して湾内を走ってみます。問題はなさそうです。湾を出ようとすると大きなうねりが入ってきています。やはり時化ています。高速で走っているのでうねりを飛び越して次のうねりにぶち当たります。船内の荷物が散乱するので無理はやめました。
湾内の静かな場所をゆっくりトレースします。風波を避けたカモがいないかチェックです。
その頃になって燃料ゲージがあまり上がっていないことに気が付きます。100 リットル 給油をしたばかりです。タンク中を見ると燃料ゲージ表示が正しいことが判明です。つまり100 リットル 程度ではゲージの四分の一くらいしか上がりません。ということは・・・・満タンにすると300~400リットル入ることになります。ヒエェ・・・
1時間も走ると燃料ゲージ表示は半分になります。140馬力2サイクル船外機、恐るべしであります。
マリーナに戻って、指定されたエリアに入ることにします。ここのマリーナはY型桟橋という方式です。正式名称は「Yブーム」だそうです。やたら狭いのです。Y字を並べた形状のアルミ箱を櫛状に浮かべています。この中に入れるのですが、24フィートのボートが限界なのです。
風があります。スローでは流されます。左右にボートやヨットが係留されていますので操船余地がありません。狙いのバース幅は2.6mです。私のボートの幅は2.4mです。ボートの舵はペラが回転していないと効きません。頭では分かっているのですが、長年ヨットを動かしていた癖がどうしても出ます。うまくバース前で回頭できません。
2回やり直した頃、マリーナ社長が見かねて手本を見せてくれました。45度の角度でバース入り口を狙います。そのまま船首を当てて強引に前進してねじ込みます。強姦操法ですな。でもヤマハサイトによるとYブームへの正式な係留方法は直角に進入するそうです。そんなこと風があったら絶対無理だがね。
明日は燃料タンクを満タンにすることにします。多額のお小遣いが吹っ飛びます。でも冬場、燃料タンク内に隙間を作っていると結露による水分が混入して、沖でエンジンストップの憂き目に逢います。2サイクルエンジンは未だ水では走らないのです。
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