2014年5月9日金曜日

3Dプリンター製銃



3Dプリンターで銃を作ったといって大学職員の男性が逮捕されていました。工科大学ですから作業はお手のものだったのでしょうね。

正直なところ、こんな銃を撃つのは勇気がいります。下手をしたら発射時に壊れて自分が怪我をしますもんね。

それとカッコ悪いです。スマートさが皆無です。輪ゴムで撃針を叩いています。不細工です。



こんな無駄な努力をするくらいだったら、正式に試験を受けて実銃の許可を取ればいいのです。

「銃を持つ権利」だのと言ってるそうですが、試験に合格すればちゃんと日本人でも銃は所持できます。ピストルみたいな軟弱な銃より、もっと強力なショットガンでもライフル銃でも、手順さえ踏めば、ちゃんと許可になるのですよ。


ただし、「自衛」などという馬鹿げた目的で銃は所持できません。だってアメリカと違って日本は銃で撃たれる恐れなんて皆無ですがな。



「狩猟」、「有害鳥獣駆除」、「標的射撃」以外に使うことはできないのです。



実は銃なんて極めてローテク製品で、基本的にな構造は西部劇時代と変わっていないのです。3Dプリンターなんか使わなくても、そのあたりの鉄工所レベルの工作機械で金属製のちゃんとしたものが作れてしまいます。

現に東南アジアの国々では町工場でたくさん作っています。オウム教団だって自動小銃レベルのものを作っていました。「種子島」をコピーして鍛冶屋さんが大量生産したのは戦国時代以前です。


いまだって銃砲店免許は、猟銃の製造・販売の許可なのです。だから修理や改造依頼ができるのです。銃身やスットクを切って全長を短くしても銃砲店の改造証明があれば許可になります。(限度がありますけどね)




3Dプリンターの問題ではないのです。








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1 件のコメント:

因島のトラ さんのコメント...

「殺傷能力がある拳銃を作れる3Dプリンタは法的に規制すべきか?」などの議論があるそうですが、笑止千万。
そんなことを言っていたら、万力とやすりとドリルに規制が必要ですね。
材料の鋼材にも規制が必要でしょうか。
自衛には、自衛隊に入隊して、国を守ってほしかったです。

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