2020年4月3日金曜日

キャバ嬢養成所

両目白内障手術中のバアさんからメールがあった。残った片方の目の手術も成功したそうだ。

最初に手術した目が見えているのでメールができるんだから、まあよかった。


そのバアさんが入院前に「お前の会社はキャバ嬢養成所か」と言っていた。理由は勤務していた女性事務員さんが、ダブルワークで夜のお仕事をなさっていた。今どきだから禁止もできず黙認していたが、あまりに昼間の仕事でミス連発なので注意をしたら、夜の部のお仕事の収入がはるかに多いということで退社なさったのだ。

この事務員さん、宇和島の某ラウンジ(本人申告)に勤務されたが、僅か2ヶ月でナンバーワンになったそうだ。それを会社で自慢されたが、私としてはそんなランキングがある時点でキャバクラじゃん、と判断していた。

でもまあ、私としてはキャバクラ・ナンバーワン嬢が毎日隣の席に座ってくれるのはいいと思っていたが、残念、我が社のお客様が許さなかった。ミスが多過ぎる。そりゃそうだろう、ほぼ寝ぼけて仕事してるんだから。


本来ならこんなことは書かないが、辞めたあとの態度が酷すぎる。保険証を返却しない。書類手続きに必要なマイナンバーを知らせない。忙しいという理由だが、なにがそんなに忙しいのだろう。


実は数年前に辞めた事務員さんもいま松山市内でキャバ嬢をしている。
彼女はたいへんな人気嬢になって、なんでも時間給7,000円で働いているそうだ。


そんなことを知ってるので、バアさんが「キャバ嬢養成所」と言う。



幸い、すぐ新しい事務員さんは見つかった。少し前までは人手不足だったが、一日に3人も面接するほど状況が変わっていた。

大変な才媛で、HTMLを知り尽くしている。タグを読めるのでこれから我が社のサイトも見やすくなるだろう。

美人なので、「キャバ嬢養成所」のことを話したが、興味はないそうだ。実家がしっかりしている方なので、我が社もやっと常識的な職場になる。


人生万事塞翁が馬。













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