丹吉針

いま読んでいる本は、「海そだち」 高橋治著です。

古い本です。我が家の本棚にあったものを再度釣りをするので読み返しています。

この本に、「丹吉」という職人が作った釣り針を使う、という記述があってアッと思いました。


TOPo GUNを買って、備品として釣り道具を揃えようと地元(この場合はボートを置いている三瓶町)の釣具屋さんに久しぶりに行ったのです。

ご主人は亡くなっていましたが、お婆ちゃんは健在で顔を覚えていただいてました。

「漕ぎ釣り道具一式を買う」といったら、全部の道具を揃えてくれて、

「針は爺ちゃんが置いといた土佐の丹吉がいいじゃろう」

と、和紙にくるんだ包装紙から何本か出してくれたのです。

「丹吉さんは死んだので、これが最後の針です。大事に使ってね」

とお婆ちゃんは言いました。


そのことを本を読んで思い出したのです。


その丹吉針を私は使っていません。タコの仕掛けを作っている冬場、私の部屋に孫たちが遊びに来るので危ない針はどこかに片付けてしまったのです。恐ろしく尖っていて、軽く触っただけで突き刺さるのです。

その後、行方不明です。狭い我が家ですので、どこかにはあるはずです。


ところで、丹吉さんは死んだはずです。この方、坂本龍馬のスポンサーだったのだそうです。


江戸時代から釣り針を作っていて、いまでも高知市内にお店があるそうです。今度、高知に行ったら予備品を補充せなばなりません。



この本には美味い魚を出す料亭のお話しも書いてあります。

板場に客が食べた料理が戻ってきて、何も残っていないと親爺があわてるお話しです。

「足りなかったのか・・・」と心配をするのです。


高知県には、

「余らにゃ足らん」

という言葉があります。



出たものは、全部食ってしまうような貪欲な生き方をしてはいけないという教訓なのかもしれません。





オスプレイが別の飛行場に着陸した、と鬼の首でも取ったかのように一部の連中が騒いでいます。

こんな連中を高知弁では、

「バカに変わらん」

と言います。

オスプレイは軍用機です。兵隊さんが乗るのです。武器です。安全なわけがないのです。



丹吉の釣り針と同じです。子供の近くに置いたり、乗せるわけにはいかないようですが、20トン以上もの荷重を垂直に持ち上げて、すっ飛んで行く高性能武器は他にありませんぜ。







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