すでにゲストバースにもやってありました。ヨットはこうして水面に浮かんでいるのがいちばんです。
エンジン始動で沖出しです。軽々と回転数が上がります。いいですねえ。こうでなくてはいけません。
ハンディGPSを取り出して速度計測です。
軽く7ノットオーバーです。安心です。ボートの方はそんなもん船のスピードではないと思われがちですが、耐航性に勝るヨットなのです。このまま食料さえあればアメリカまでだって行くことが可能です。池川さんは燃料40リッターでニュージーランドまで行ったそうです。
7ノット時のエンジン回転数は2,500回転です。低いです。
本来だったら、3,500回転近く回っているはずです。ペラ径が大きすぎるのです。
もっとも良い点もあって、静かなのです。アイドリング時より少しエンジン音が大きいかな、といった感じで7ノットが出せるのはいいものです。
船尾は大きく沈みこんでいます。
排気・排水管がもうすぐ水没しそうです。
大きなプロペラは船首を持ち上げる力にしかなっていないのではないかと思うのです。
この力を推進力にするには、船尾側を延長する手があります。後部に浮力を付けるのです。プレーニングボードなどと呼ばれています。
船首側に大きな荷物を載せる手もあるようです。こうして水線長を稼ぎます。
エスキモーさんたちはエンジン付きカヌーの船首にかあちゃんを乗せるそうです。これで船首を下げてスピードを確保するのです。エスキモーのかあちゃんはそのために、みんな体重を増やしているのだそうです。ここで痩せたかあちゃんは悪妻です。
独身のあんちゃんたちは船首に石を載せて走るそうです。でもやっぱり奥方が欲しいのだとか。
「石は、降りろと言うだけでは降りないからねえ」
バースに着けてふと海面を見たら小魚がいっぱいです。これなら沖に行くこともありません。
実際、停泊した自分のボートから釣っている釣り兄貴もいました。ここのマリーナは自艇から釣ることはO.Kなのです。
でも、「見える魚は釣れない」というコトワザは真実です。
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