午後、やっと一段落ついたので、温泉でのんびりしようと、「はま湯」に着いたとたんにS選手から電話。
「あのぅ、またシカを撃ったので応援よろしくぅ」
低姿勢だ。温泉に入ったあとにお手伝いに来てくれという。工場まで持ち帰るから解体を手伝って欲しいそうだ。
でもね、解体してから温泉だよね、普通は。
そんなわけで温泉を中止して、現場に急ぐことにする。
S選手の愛車はダブルキャブだ。犬小屋の上に獲物を乗せて帰ってきた。この位置まで持ち上げるのは至難の技だ。だから普通の軽トラがいいと言ったのにぃ。
解体はもう手慣れた作業だ。
この逆Y型金具で逆さに吊ることが肝要。こうすることで、内臓なども自重で落ちてくれる。
もうすぐ生まれる状態のバンビちゃんが体内にいた。
「恨むのはS選手だよ」
猟友会射撃大会に参加していたサトちゃん選手も登場。ローカル大会で準優勝だ。夕方5時から焼肉屋で反省会だって。
この吊るした状態から、背ロースと腿肉ブロックを切り取ってお出かけした。いいタイミングだ。夏場のシカは美味しいのでみなさんに食べていただきたい。
「刺し身で食ったらあかんよ」
そう言ったけど、絶対にゴマ油つけて刺し身で食ってるような気がする。もう老い先短いジイさんたちばかりだからいいか。
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