2018年2月10日土曜日

水くれぇ

昨日から我が家周辺は大規模断水になっている。

食事は出来合いのもので済ませているし、晩酌のお焼酎をお湯で割る分はミネラルウォーターを使っている。

お風呂や洗面は我慢するにしても、トイレはそうはいかない。給水所の水をトイレに使うのもなあ、と思いつつもホームセンターで灯油容器を仕入れて出掛けた。(水専用容器などはとっくに売り切れ)

「水くれぇ」

これはヨット用語で、レース時に進行方向の水面を空けてくれと主張するときに言う。(たいていは無視されるけど・・・)まさか陸上で使うことになるとは思わなかった。



親戚や友人・知人からメールで断水被害の見舞いが入る。

妹からも「水不足は大丈夫か?」とLINEが入った。

「水は大丈夫だが、現金が不足気味なので持参されたい」と返信をした。

「現金凍結!」

と速攻で答えがあった。さすがに元銀行員。凍るほど冷たいぜよ。



復旧のメドがたたないという。理由は漏水箇所が特定できないらしい。

この町の水道行政は驚くほど遅れている。何年か前に私は水道課に殴り込んだことがある。一部の水道工事業者がやりたい放題の工事で、月に何度も通告なしでいきなり断水になっていた。課長名の始末書を書かせて、それ以後、多少の改善はあったが根本的な対策はできていなかったようだ。


貯水タンクが空になるほどの漏水なら簡単に分かりそうだし、各所パイプラインの通水状況をモニターする程度のインフラは整備されるべきだろう。

騒ぎがおさまったころ、問題提起をするかなあ。








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