2012年3月18日日曜日

読書

雨の日曜日です。

猟期も終わりましたので、さしあたりやることがありません。本棚から適当な本を取り出して読書です。歳をとっていいことは、自分の本棚の本でも内容を忘れているので新鮮な気分で読めることです。

「犬たちの隠された生活」(The Hidden Life of Dogs)という本です。人類学者であるエリザベス・トーマスさんという方が書いています。


久々に読みなおしてみましたが、最初に読んだ頃のような感動はありませんでした。そういえばこの本を買ったのは犬を飼い始めた頃のような気がします。


人類学者のエリザベスさんは、「犬に意識・思考はあるのか」というテーマで犬を観察・飼育してこの本を書きました。


ずいぶん犬と一緒に過ごして、山中でともに獲物を追い続けてきた私としては、犬には意識も思考も、好き嫌いもあることは当然であって、まったく我々人間と変わらない意識を持っていることは明々白々であって、なにをいまさら本を書く必要があるのかといまでは言いたいのです。

それどころか、犬は人間が話している言葉を理解しています。
我が家にはMOMOちゃんとQちゃんという2頭の犬がいますが、自分の名前をしっかり把握しています。2頭がいるとき、「MOMOちゃん」と呼べばちゃんと彼女だけが反応します。

ついでに書けば、私だって犬が言ってることは理解できます。前の日曜日も高速道路でQちゃんが、「とうちゃん、トイレぇ!」と鳴き出しました。でも高速道路は止まれません。終点まで急いでたどり着いて軽トラックから下ろしてやったら盛大な下痢ピーでした。

山中で罠にかかったときも、「とうちゃん、助けてくれぇ」と言いますし、MOMOちゃんなどは、ベランダで、「遊んでくれないと網戸破るぞぉ」と脅迫してきます。

犬は寝言もいえば、夢もみます。なにも我々人類とかわることはありません。

嫉妬もするし(メス犬はことに)、仲間が周囲にいれば強くなるし、ひとりぼっちだと仲間のところに帰りたくなってパニックになります。恐怖心もあるし、慢心だってあります。笑うくらい単純です。一回獲物に勝つと、翌日にはどんな大型獲物にも飛びかかっていきます。そこで派手にやられると、今度はやたら慎重になって吠えることすらできなくなります。

私はハンターですが、MOMOちゃん、Qちゃんを犬とは思っていません。犬の格好をした仲間です。この考え方は古くから猟師の間に伝わっています。私のおじいちゃんも言ってました。「あれは犬の格好しているけど犬じゃない!」

「猟犬は猟具のひとつだ」なんていう輩がいます。聞くに耐えない言葉です。どうせ犬に値段を付けて売る犬屋に教えられたバカのひとつ覚えです。



ボート修理

読書に飽きた午後はボート修理です。

ボートにたくさんあるボルト・ナットのほぼすべてが緩んでいることに気が付きました。なかにはナットが外れているものもあります。

激しい振動で緩むようです。アンカーを保管する蓋などは半分以上が外れていました。同サイズのステンレス製ボルトナットを購入して固定です。


ボートに付属しているパーツで使いかたが分からないものがありました。左写真の赤丸部分がない状態で舷側にくっついているものでした。

釣具屋さんで全体をみてやっと分かりました。赤丸部分は竿に取り付けておくのです。脱着可能です。竿を舷側におく装置でした。

赤丸部分をパーツで購入して機能回復です。

釣り道具も奥が深いですなあ。







修理お疲れさま、と思う方クリックよろしく → 人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

人気の記事