2012年3月1日木曜日

新型くくり罠完成

新型くくり罠の量産品が完成です。今回作品はすべてブラック塗装で、精悍なイメージに仕上がりました。関東の鉄鋼加工工場に量産化を依頼しました。ネットで打ち合わせができるので地元で無駄な時間を費やす必要がなくなりました。



実用新案の手続き中なので公表しないように弁理士さんから言われています。残念ながら写真のUPはなしです。ちなみに実用新案取得は100%OKです。あと少しで発表ができますので、少しお待ちください。


試運転は可能です。組み立てたものを鬼北町のオジ宅に持ち込みました。先日のお仲間もいらしてました。

幸いなことに大絶賛です。以前見ていただいたプロトタイプより、ずっとよくできていると褒めていただきました。動作テストも完璧です。トリガーの感度調整も可能です。重くすると犬程度では落ちません。軽くすると子供イノシシでも捕獲可能です。


穴を掘らないくくり罠ですので、確実に脚の上をくくる必要があります。この方式なら間違いなく上部をくくります。(もっとも、イノシシが暴れるので最終的には踝をくくります)


年間100頭以上のイノシシをくくり罠で捕獲する皆さんのお墨付きですので、私もホッとしました。


小型箱檻の新型も生産間近です。

イノシシ捕獲に小型箱檻が有効であることは知れ渡ってきました。当社ネットショップでも販売してきましたが、小型とはいえ、一般運送便で運ぶ限界です。これを組立式にすれば、ずいぶん運賃も安くなって、現場でもひとりで設置できて便利なはずです。

当地方にはボイラーや農機具メーカーがあって、周辺に下請け工場がありますが、昨今の不況で充分なお仕事が回ってこないのが現状です。こんな工場にしてみると技術的にはイノシシの檻なんて朝飯前のお仕事です。やっと何社かやってみる気になった工場があります。製作を依頼しています。

本当は関東のネットで取引できる会社に依頼をしたほうが安くて早いのですが、箱檻の場合運賃の問題がネックです。地元でやらざるを得ません。

でも地元工場の技術力やたいしたもので、溶接はすべてJIS(ISO)規格準拠です。溶接箇所は熱で変形するので、あらかじめ治具で反らせておいて溶接です。工作精度はミクロン単位です。さすがはボイラーメーカの下請けです。あのぉ、相手はイノシシですから・・・・


完成が楽しみです。




やっとできてよかったね、と思う方クリックよろしく → 人気ブログランキングへ



0 件のコメント:

人気の記事