夏休みの宿題を主にやっている。下の孫の宿題は、早起きして朝ごはん作りをお手伝いすること。写真撮影をする必要があるそうだ。土木工事の完成写真じゃあるまいに。
読書感想文も例によってある。
なぜこんな宿題を出すのだろうか。読んだ本の感想なんて大人でも難しい。
大人でこんなことをやる人はプロしかいない。コラムニストだの書評家がやることだ。
そもそも、教員は本を読まない。結婚して30年以上たつが家人が本を読んでいるところを見たことがない。知人の教員だって同じようなものだ。読む時間がない。読書などするヒマがある教員がいまの時代にいるわけがない。恐ろしく多忙なのだ。
私のアドバイスは、「読書感想文の書き方」という本を読んで、その感想を書くことだった。「じじいのバカ」と一蹴されたが、ちゃんとそんな本は実在するぞ。
しかし子どもはバカではない。ついに楽する方法を編み出したのだ。
「図鑑」を買って読んだことにする。読む本はマンガ以外ならなんでもいいのだ。
でもって、これの適当なページ内容を紹介して、さいごに「へぇー」と書けば感想文の出来あがりぃ。
それにしても、TVがどのチャンネルにしてもオリンピックばかりで面白くない。興味ある競技なら見てもいいが、体操だの競泳だの普段あまり見かけない競技にアナウンサーが大声を張り上げるのはどうしたことだろう。
メダルの数がどーたら、こーたら言うのは、ソ連の国家ぐるみドーピングを非難することと相反しているではないか。オリンピックは国別対抗戦ではない。個人戦なのだから国旗掲揚などしなくていいと思う。
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