最近はネットでこの店のことを書く人も多い。そのブログから写真を借りてきた。
写真のウニはこんなふうにシャリの上にウニを置くだけで食べる。
うっかり醤油など付けようものなら、
「ウニには塩味が付いてるんだから、なにも付けずにそのまま食べろ!」
叱責が飛んでくる。
ついでに書くと、寿司は食べる順番があるから、という理由で大将が勝手に握る。
通常は食べる順に握るので写真のように各種握りが並ぶことはない。「一人前」みたいな注文をして撮影したのだろうか。
ガキだのバカねえちゃんを連れていくと、「トロ、トロ、大トロ」などとほざくので、「帰れ」と言われる。
なにせ相手はスキンヘッドで、手には包丁握りしめているので言い返すことはできない。おまけにヤツは銃所持者なのだ。危ない、危ない。
でも黙って座っていれば勝手に順番に出してくれるし、食べるペースにもあわせてくれる。味は絶対に、間違いなく美味いので食べることに専念すれば最高のお店なのだ。
食っている最中に孫からLine。
「なにしてるの?」
「お寿司食べてる」
「お土産よろしくぅ」
そんなわけで太巻きを持ち帰った。
写真は「イメージ」 |
この店の太巻きは不思議なことに翌日、冷蔵庫で冷やした状態で食べても旨い。
海苔、エビ、シイタケなどすべてに手が入っている。
今日の孫たちの昼飯になった。
「じいちゃん、あの海苔巻き美味しかったぁ。もっと食べたいので、お店に連れて行ってよぉ」
孫たちをこの店に連れていくにはあと十年はかかるだろうが、それまで私と寿司屋のオヤジが頑張れるかどうかが問題だ。もっと問題なのは、こうして旨い太巻きの存在を知った孫たちが、これから普通の太巻き食っても満足できないことなのだ。
現に私はときどきほかの寿司屋に行くことがあるが、寿司はほぼ食べない。困ったなあ。
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