2012年10月26日金曜日

言わずもがな

23日に作製して動作テストをしていたリレー回路ですが、今朝、一組のバッテリーが消耗して動作不良です。こんな動作テストを業界ではエージングテストと言います。現在、いろいろな条件で何組かテスト中です。

計算では一ヶ月は持つと思っていたのですが、計算間違いをしていたようです。よく見ると消費電力の単位を一桁間違っていました。30日の計算が3日ですから、ちゃんと計算すれば合っています。

こんなこともあろうかと、超省電力の同等品を購入していたのです。

ところが、このパーツ、米粒ほどしかありません。ここに4本の配線を半田付けしなくてはいけません。本来は基板上に自動搭載するもののようです。拡大鏡でやっと配線をして置き換えました。うまく動作するみたいです。消費電力は40分の1です。ということは3日×40倍=120日使える・・・かもしれません。

こんなものはトライ&エラーしかありません。現にこのパーツに交換したら抵抗値の定数が変わりました。もう面倒なので半固定抵抗に変更です。こうして回路は複雑怪奇になっていくのです。


あまりに小さいので、電子部品販売店に問い合わせメールを書きました。

「同等品で大きいサイズのものはありませんでしょうか」

すぐにお答えが返ってきました。

「サイズはこれしかありません」

これで止めとけばいいのに、次の行が余計です。

「当社は、お客さまの用途に合う商品をお探しするサービスは行なっておりません」

だそうです。別に探してくれなんて希望してませんがな。こんな一行を日本語では、「言わずもがな」と言うそうです。


「がな」が二回も続きましたが、最初の「がな」は私の口癖で方言かもしれません。意志の強調です。うしろは「もがな」で願望の終助詞です。「言わないほうがいいと思われること」と明解さんには書いてあります。

「明解さん」とは国語辞典のことです。私のデスクトップにいつも置いてあります。(PCのデスクトップ画像はイェーイ!と元気なかわいい、かわいい孫です)

新明解国語辞典のことをNHKラジオで、親しみをこめて、「明解さん」と読んでいる番組があるのです。面白いのは「明解さん」でラジオの項目を引くと、例文で、「最近のラジオはおもしろくない」と書いてあるのです。これホント!




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