それでもお散歩には行かねばなりません。そろそろ猟期なのです。トレーニングは欠かせません。
今日は1頭ずつお散歩です。往路はMOMOちゃんです。ヘコヘコとトラックの前を走ります。
時々、匂いをかぎますがすぐにやめて走り始めます。このあたりがQちゃんと大きな違いです。Qちゃんはしつこく嗅ぎまわるのです。
でも圧倒的に鼻はMOMOちゃんがいいのです。こうしてのんびり林道を走っていても獲物の匂いがあれば飛び込んでいきます。
道草を食い始めました。野菜が足りないのでしょうかねえ。30分も走ったので飽きてきたのかもしれません。ここで回収です。
「ハウス」と声を掛けても、「もっと遊びたいよぉ」とトラックの近くですねています。こんな時は荷台のQちゃんを大げさにハグしてやります。あわてて荷台に飛び乗るMOMOちゃんなのです。
復路はQちゃんです。MOMOちゃんが検査をした道ですので、なんにもいないことは分かっています。でもQちゃんはしつこく林道の上下を行ったり来たりです。
いちばんトレーニングが必要なのは私なのですが、今日もトラックの運転席にいただけだったのです。
猟期になったらバテるだろうなあ。
猟犬はこうしてトラックであろうが、徒歩であろうがとうちゃんの前を走らねばならないと私は思っています。そう訓練しています。
自分は獲物を見つける係りであると自覚する必要があるのです。これができなくて、単にとうちゃんの後ろや近くをウロウロしているようでは、獲物を発見する確率が恐ろしく悪くなります。
狩猟にはいろいろなスタイルがあります。例えば、獲物が寝ている場所を知っているとうちゃんの場合は別です。犬は現場まで連れて行ってもらえるので、あとは匂いを取って咬みに行けばいいのです。こんな場合に咬みに行かなかったらとうちゃんに蹴られてします。とうちゃんはそれを期待して犬を飼っています。こんなとうちゃんはライオンでも飼えばいいのにと私は思うのです。
お散歩隊は分業制です。獲物発見は犬に任せて、とうちゃん達は撃つ係りです。よく外しますけどぉ・・・
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