積み上げていたライフジャケットを勘定して(12個)、備品チェックをして、航海灯が点くかどうか確認して終了です。
国際VHF無線機は珍しいのか、フォグホーンを鳴らして欲しいとリクエストがありました。音が大きくないのが難点でした。よく考えると、事務所内で鳴らして遊んでいた設定のままでした。本体ボリュームでは調整できないのでした。
バラストボルトも見たいと言うことでした。目視だけです。見てなにが分かるのか教えてほしいものです。
以前のヨットは沿海仕様でした。検査時にクレーンで上架して欲しいと言われたのでした。浮かんでいる状態も見たいので、先に上架しておくのはダメなのだそうです。でっかいクレーンをチャーターして(高額なのです)上げたら、キールを目視で見るだけでした。なんのこっちゃと思ったのです。
こんないい加減な検査のほうが、いい加減な整備やら装備をしている船には便利なのでしょうが、きちんとやってる側からすると無駄の典型のように思ってしまうのです。
私は無線局の検査をする時がありますが、数百万円の測定器を何万円もかけて較正して持参します。
無線機の周波数を測定して(でもいまでは理論的に無線機のほうが測定器より精度があるのですが・・・)、送信出力を測定します。アンテナからの反射波も測定しますぞ。反射が多いからといって修正できるわけでもないのでそのままですけど。
自動車の車検だって、スピードメーターやライトの検査をします。
船の検査も、なにかひとつくらいはやってよかったと思えるような具体的なことが欲しいですよねえ。
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