2013年7月8日月曜日

燃料補給


先日、久しぶりにSalty Dogsの燃料を補給しました。

ヨットはパワーボートと違って本当に燃料がいりません。なにせ40リットルの軽油でニュージーランドまで行ってしまった池川さんの例もあるくらいです。

パワーボート時代は美貌の未亡人が経営なさっているガソリンスタンドに依頼をして配達してもらっていましたが、ヨットで少しの軽油を注文すると嫌われてしまいそうです。この未亡人、小型タンカーもお持ちです。もっと儲けて大きな船にして、タンカーで給油するようになりたいものです。


案外と知られていませんが三瓶湾には小型漁船給油用のガソリンスタンドがあります。上記地図のあたりです。ちゃんと桟橋もあって、ここに接岸して、「おっちゃん、軽油40リッター!」と叫ぶといいのです。

桟橋は左右どちらも空いていますので風上側に着ければ、もやいは1本でいいでしょう。



桟橋付近にはヒマなじいちゃん達がたむろしています。ヨットは珍しいので声をかけてくれます。

「どっから来た」

「三瓶って書いてますがな。地元ですよ」

船体を指さします。

「ほんでもアンタの顔は知らんぞ。三瓶の人間じゃないぞ」

恐るべきことに、このじいちゃん達は三瓶町すべての人を知っているというのです。


「燃料満タンになったので、いまからニュージーランドまで行ってきます」

冗談を言ってもこの街のじいちゃんたちはまったく驚きません。

「おお、気を付けてな」

元本船乗りのじいちゃんたちなのかもしれません。ここは本船船主が多いのです。そのせいで船員さんもやたら多いのです。海外も日常なのです。「21」を「トニーワン」と書く街なのです。(見事に通じる)捨てることを「レッコする」とみんな言います。


じいちゃん達、単にボケてるだけなのかもしれませんが・・・






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