いつものお地蔵さん林道に行きます。時間が遅いので2頭同時に放しました。トラックの前を2頭が機嫌良く走ります。
そろそろ切り上げてトラックに乗せようとした頃、匂いをとってダッシュです。
すぐに追いついて吠えるかと思ったら、どんどんと走ります。林道に沿って、上がったり下がったりしています。犬が通った場所をみるとやはりイノシシの足跡です。もう1Kmも追い掛けてきました。ビーグル犬じゃあるまいし・・・
とうとう林道の終点です。この先には大規模養豚場があります。標高差300mほど下です。
2頭は止まりません。そのまま一直線に下って行きます。ヤバイです。犬にイノシシと豚の区別はつきません。まずいことに、この養豚場の囲いは低いのです。1mほどしかありません。我が家の犬なら軽くジャンプで越してしまいます。
当地方周辺の養豚方法は、おが屑を敷き詰めた中で飼います。糞尿をしみ込ませます。汚れるとおが屑を追加します。どんどん床が高くなるのです。
あわてて林道をトラックで下りますが、道は悪いし、カーブの連続です。
やっと養豚場の前に着きました。吠えてはいないようです。Qちゃんがトラックに戻ってきました。口の回りに血も付いていません。豚は襲わなかったようです。よかったぁ。
でもMOMOちゃんがいません。
養豚場の周囲を回ります。場内の通路から出てきました。こちらも襲った様子はありません。ホッとひといきです。豚さんと遊んでいたのでしょうか。
Qちゃんが言うには、「オスイノシシが歩いたあとを追い掛けてきたけんど、豚小屋の前まできたらあんまりの臭いで鼻がひん曲がったよぉ」とのことです。たしかにこの豚小屋、臭いです。
昨夜、野生のイノシシがメス豚の匂いに釣られてここまでやってきたようです。この養豚場の周囲はイノシシの足跡だらけです。
豚を襲わなかったあたり、Qちゃんはイノシシよりは賢いみたいです。
トラブルなくてよかったね、と思う方、クリックよろしく →
0 件のコメント:
コメントを投稿