2016年7月12日火曜日

放射能測定車

信号で隣にいた車の屋根にレーダー状のものが載せてある。

よくみたら、「原子力委員会 放射能測定車」と横に書いてあった。


こんなのが街なかを走り回る生活はいやだなあ。漏れるかもしれないので測定しているのだろう。

漏らさない自信があればこんなものは不要だ。現に私はウンチを漏らさない自信があるからオムツをしていないぞ。


わが町は伊方原発から20Km圏内だ。





佐田岬半島先端までは30Kmもある。やはり日本一長い半島だ。

こうして地図を見ると、原発より西側の半島に住む人は逃げ場がない。避難用の船舶が必要だ。



同じような時期に運転再開をした関西電力高浜原発は、裁判所の仮処分で運転停止に追い込まれて、さらに今日、異議申し立てが退けられた。


世界的な原油安や、ソーラーだの風力発電がこれほど普及してきたのになんで原発に固執するのかなあ。





私も個人的に放射能測定器を持っている。

この測定器は冷戦時代にアメリカが核シェルターを整備した時の備品だ。

核戦争が起こって避難時にこれで測定するように配備したものが古くなって放出されたのだ。


たいへんに感度がよくて、最近、安く販売されているガイガーカウンターなど足元にも及ばない。

4年ほどまえに、この測定器のことを書いている。


周辺の測定をしてみると、いちばん放射線量が多いのは墓地だ。


墓石に使われる石が微量の放射線を出しているそうだ。微量なので害はないが、それすら検出できるほどの性能なのだ。













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