足首を固めるのにカッコいいかもしれないと思ったのだ。
早起きして忘れ物がないようにチェック。
昨年は靴を普段履きのデッキシューズで行ってしまってひどいめに遭った。
犬はmomoちゃんだけ同行。
昨年から1頭しか使わないことにしている。理由は遠くまで走らないよう、足元にできるかぎりいるようにするため。
1ラウンド目。林道にトラックを停めて準備をして5分もしないうちにmomoちゃんは獲物発見。尾根で吠えているのでヒーヒー這い登っていったら獲物は逃げ出してしまった。近づくのがバレた。イノシシと思われる。久しぶりだから息があがってるもんなあ。
momoちゃんは追い回して、谷底でまた吠え始めた。止めたみたいだ。
ヒィ~と言いながらも今度は急斜面を下る。やっと谷底にたどり着いたらもう獲物は逃げてしまってmomoちゃんも戦意喪失。とうちゃんは疲労困憊。
このラウンドでカッコいいスパッツはまったく使えないことが分かって、昔ながらの脚絆に変更。
猟師は藪を漕ぐので邪魔になるだけだった。
それにしても汚いベレッタ。銃検査のとき、町内でいちばん汚い銃と言われる。
昼飯を食って第2ラウンド。S選手、サトちゃん選手と私で尾根を違えて犬を入れた。尾根間に谷があるがお互いの直線距離は200mくらいしか離れていない。
予告なしにS選手のライフル銃が2発鳴った。どうも銃口はこちらを向いている。あわてて木の陰に避難した。散弾銃なら200mもあれば威力が落ちるが、ライフル銃弾は2~3Kmも殺傷能力がある。もちろん大ベテランのS選手なのでバックストップを確保して撃ってるが、やはり怖いものは怖い。いつもならあと3発は鳴る。でも以後は鳴らない。当たったのかな?
「安全解除に手間取ったので2発で見えなくなった。アンタのほうに行ったぞ」
聞いているうちにバリバリと音がして前方50mに全力疾走のシカが見えた。なにせ撃たれたばかりなので必死で走っている。
1発撃ったが当たるはずもない。スキート射撃4番マークを撃つ感じ。ただし距離は50m。
momoちゃんはそのシカを執念深く1時間も追いかけた。足元犬にはなれないねえ。
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