2018年4月11日水曜日

バッテラ

昨夜は結局、寿司屋に行った。焼き肉だのカツオの塩タタキだのと希望があったが、珍しく黒い商店街の寿司屋に空席があった。何ヶ月ぶりかのことだ。

黒い商店街とは、八幡浜市に黒い温泉が湧き出て、それをP.Rするためになんでも黒い商品を売り出している。


寿司屋はプライドある頑固者なので、もちろんこんなイベントには参加しない。黒は食品にいいイメージとは思えない。


「腹黒い寿司職人ということで参加したらいいじゃないか」

「じゃあアンタは寿司屋の,腹黒い客部門で参加しろ」


などとカウンター越しに話しをするので、同席のお客さんは凍り付いていた。

寿司屋のオヤジとはテッポ仲間なので言いたい放題なのだ。テッポ撃ちは普通にこんな会話をするが、一般的ではないようだ。以後は気を付けよう。




この寿司屋、口は悪いがウデはいい。

バッテラを作ってくれた。表面に透明の昆布がある。この色彩と味の良さは素晴らしい。あの顔と態度で、なぜこんな繊細な美味いものが作れるのだろう。










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