2018年9月24日月曜日

北の風

やっとヨットを沖出しした。

連休最終日。朝から曇りで無風。釣り日和だ。晴れた日は日焼けするので嫌だ。風があるとセールを上げる必要があるので疲れる。

トローリングセットを準備して出港した。釣りに専念する気だ。

湾内は無風だったが、湾を出ると北のいい風が吹いている。三瓶沖に北風が吹くと、佐田岬半島が波を遮るので絶好のセーリング日和になる。風があるのに波がない。

しまったぁ。セーリングをするにはセールカバーなど外す作業があって、シングルハンドの場合、出港前に準備していないと危険が伴う。基本的に沖でひとりではやらないことにしている。



大島沖の釣りポイントまで行ったがアタリなし。魚探にも反応がない。

セールの準備をしていたらセーリングが楽しめたはずだが、そのまま帰港した。船底の汚れは少しは落ちたのだろうか。


上の写真は大島南端。ブラタモリでタモさんがもしここに来たら、「柱状節理がありまっせ」と騙してやろうと思っている。正面から見るとそう見える。実際は凝灰岩の堆積が、地殻変動で縦になっている地形だ。

かつてここに、こんなにたくさんの火山灰が降った。原因は阿蘇に決まっている。伊方原発はここより九州に近い。原発を止めている裁判所判断も荒唐無稽ではない。ほんの4億年ほど前、大量の火山灰、または火砕流がこの附近を埋め尽くした。



エンジンは2800回転しか回らない。スピードMAXで6ノット強。やはり汚れているなあ。


オイラの身も心も船底みたいに汚れているので、明日は温泉にでも入って、二番町あたりのネオンの海で身もココロも清めよう。










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