組み立て中。
あと2基を残してパーツ在庫切れ。
体力切れ、気力切れも少しあるか。
こんな時に初期設計の不備を思う。(自分のことだから言って行く先はない)
ワイヤークリップを多用しているのだが、その部分だけユニファイ(インチ)規格製品を使っていた。と言うより、このパーツはたいていがユニファイ規格なのだ。ワイヤークリップはあるのだが、ナットがない。1/4インチという規格だ。「二分」(にぶ)である。
インチ規格は1インチを8で割っている。1/8 2/8 3/8 4/8 と続く。4/8は1/2となる。「よんぶ」と呼ぶ。
日本国内はISO規格で統一されているので、これらのユニファイ規格製品をホームセンター等で入手することは困難になってきた。
入荷まで組み立ては先延ばしである。
アメリカは、ゴルフはいまだヤード規格だし、陸・海では別規格のマイルだ。
もっとややこしいことに、MIL規格(軍規格)があって、結構幅を利かせている。
私は若い頃、伊方原発にかかわる仕事をしていた。周辺の二次系といわれるタービン部分は国内規格のISO(当時はJIS)規格で作られていたが、原子炉に近い一次系はすべてユニファイ規格であった。さらに原子炉部分はMIL規格で作られていてブラックボックス状態であった。
ウェスチングハウス社が原潜用に作った原子炉を流用していた。いまはどうだか知らないが、基本は船舶用だから、地震で少々揺れても大丈夫な気がする、と書いたら、かの原発反対弁護団長のK弁護士にお叱りを受けるだろうなあ。
トランプさん、これらややこしい規格をメートル法に統一すると言ったら応援しまっせ!
夕方、仕事を終えてマリーナに進捗状況を確認に行った。
ペラクリンが乾燥していなかった。海に戻るのは明日だね。
ペラクリンは下地のプライマー塗装を2回塗る。その乾燥時間が、今日のような寒い日(10℃として)なら5時間以上。
さらに仕上げ塗装をして15時間以上も乾燥時間が必要となるのだ。
ややこしい塗料である。
ナットにしても、塗料にしても、日常のあれこれでも、もうややこしいことには関わらない事にしている。外注に限る。
お疲れさんのクリックよろしく →
0 件のコメント:
コメントを投稿